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Yes イエス コンサート at Zepp Nagpya 2014.11.28

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Yes イエス コンサート at Zepp Nagpya 2014.11.28

久々にイエスのコンサートを聞く。何年ぶりだろうか。最近はヒット曲がないから。でも今回はこわれものと危機を演奏するならこれは行かなくては。
そしてMeet & Greet にも参加。エイジアではあったんだけど。今回はお金を払っての参加だ。

ジョンの歌声は、ジョン・アンダーソンに比べると高音の透き通った部分が落ちるがそれでも、ステージの後半に来て次第に声の質が上がっている気がした。
名古屋は他の日本でのコンサートに比べてミスのない質の高い演奏だった。
こわれものが一通り終わったところで、クリスが名古屋で初めてこわれものをすべて演奏したとコメント。
クリスのなにか威圧するような真剣な目つきで会場を見ているのが印象的。そして演奏が終わった時の笑顔がまたいい。スティーヴはまじめそうな所作で、大きな眼鏡をかけながらまじめに演奏している。ジェフは時々ちらちら笑顔で会場を見ながらポーズをとっている。

最後のロンリーハーツもいいが。やっぱりこわれものと危機がどちらも完全に聞けたのがすごい。

後ろに映るイメージに時代の流れを感じるな。

演奏が終わって最後に汗びっしょりのアランが静かに出てくる。最後の5人そろって挨拶をしている時のみんなの満足げな様子が非常に感動した。どうしてこんな年になっても演奏を終えると幸せそうな顔をするんだろうか。みんな本当に演奏が好きなんだと思う。

yesautog.jpg

クリス・スクワイア
スティーヴ・ハウ
アラン・ホワイト
ジェフ・ダウンズ
ジョン・デイヴィソン (ボーカル) - 新加入

新しいアルバムのHeaven & Earthはあまり好きでないが、その中ではThe Gameがいい。
演奏は曲順通り危機から始まり真ん中に新しいアルバムの2曲をはさみこわれものを演奏。そしてアンコールは、2曲。

Close to the Edge
1.Close to the Edge
2.And You and I
3.Siberian Khatru

Heaven & Earth
4.Believe Again
5.The Game

Fragile
6.Roundabout
7.Cans and Brahms
8.We Have Heaven
9.South Side of the Sky
10.Five Per Cent for Nothing
11.Long Distance Runaround
12The Fish (Schindleria Praematurus)
13.Mood for a Day
14.Heart of the Sunrise

Encore:
15.'ve Seen All Good People
16.Owner of a Lonely Heart

こわれもの イエス Fragile YES 1971

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こわれもの イエス Fragile YES 1971

この記事を書きながらコンピューターがクラッシュして再度書き直しになった。これもFragileだから仕方がないか。

イエスの4作目の作品。
リック・ウエイクマンが加入。デヴィッド・ボウイ、T.レックス、ブラック・サバスなど多くのレコーディングに参加した。全体的にバラエティーのある曲作りとアルバム作りがなされていて、高い演奏レベルやイエスのオリジナリティーが非常に輝いた作品だ。


1.ラウンドアバウト Roundabout Anderson - Howe
ハウのアコースティックの響き、そして幻想的な、リック・ウエイクマンのシンセサイザー、そして高音のアンダーソンのヴィイス。これがイエスだ、イエスサウンドだと思える典型的な曲だ。
というよりもこの曲でイエスをしったせいだろうか。

2.キャンズ・アンド・ブラームス Cans and Brahms Brahms
リック・ウェイクマンのブラームスの交響曲第4番第3楽章

3.天国への架け橋 We Have Heaven Anderson
不思議なフレーズの繰り返し。最初に聞いた頃は前衛的だったな。

4.南の空 South Side of the Sky Anderson - Squire
ピアノのメロディーラインも印象的だが、スクワイアのベースのリフの力強さがあり緊張感のある曲。

5.無益の5% 5% for Nothing Bruford

6.遥かなる思い出 Long Distance Runaround Anderson
やっぱりアンダーソンのヴォーカルがすばらしい曲だ。

7.フィッシュ Fish (SCHINDLERIA PRAEMATURUS) Squire

8.ムード・フォア・ア・デイ Mood for a Day Howe
ハウのギターテクニックが光る曲である。

9.燃える朝焼け Heart of the Sunrise Anderson - Squire - Bruford)
何か大きなテーマを持った曲作りである。このアルバムの中で一番長い曲である。この曲作りが、危機の長い曲作りに移行して行くのかもしれないことを予感させる。最後に.天国への架け橋の編曲が入る。


ジョン・アンダーソン Vocals
スティーヴ・ハウ Guitars,Vocals
クリス・スクワイア Bass,Vocals
ビル・ブラッフォード Drums,Perc
リック・ウェイクマン Keyboards

イエスのサイト http://yesworld.com/

危機 イエス Close To The Edge YES 1972

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危機 イエス Close To The Edge YES 1972

今回のイエスのツアーに向けて復習というところ。久しぶりに聞いた。やっぱり僕はこわれもの(Fragile)のほうが好きなんだが。でもこの危機もやっぱりいいアルバムである。

プログレッシヴ・ロックの代表的なバンドだったイエスだ。当時はやっぱりプログレッシヴ・ロックが華やかで イエスの他にピンク・フロイド、キング・クリムゾン、ジェネシス、エマーソン・レイク&パーマーがあった。
イエスの特徴は、効果音に小鳥のさえずり、せせらぎなどが入っているように透明感のある自然の光景が浮かぶような音楽で、ジョン・アンダーソンの高音のヴォーカルと、リック・ウェイクマンのエレクトリカルで重厚なピアノに、時にクラシックも演奏、スティーヴ・ハウの絶妙なギターテクにうっとりしたものだ。
特に危機の盛衰 I Get Up, I Get Downは、その代表的な曲だろうな。

And You And I
やっぱりハウのアコースティックギターが素晴らしい。

シベリアン・カートゥル
この曲もすばらし。ハウのギターのリフが印象的。

メンバーはジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、ビル・ブルーフォードの5人のアルバムだ。


危機 Close To The Edge
i) 着実な変革 The Solid Time Of Change
ii) 全体保持(トータル・マス・リテイン) Total Mass Retain
iii) 盛衰 I Get Up, I Get Down
iv) 人の四季 Seasons Of Man

Jon Anderson, Steve Howe
同志 And You And I
i) 人生の絆 Cord Of Life
ii) 失墜 Eclipse
iii) 牧師と教師 The Preacher The Teacher
iv) 黙示 The Apocalypse

Anderson; themes by Bill Bruford, Howe, Chris Squire

シベリアン・カートゥル Siberian Khatru
Anderson; themes by Howe, Rick Wakeman

America - Paul Simon
Close To The Edge - Early assembly/Rough mix
Siberia - Studio run-through of Siberian Khatru - 24/48

イエスのサイト http://yesworld.com/

ヘヴン&アース イエス Heaven & Earth YES

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ヘヴン&アース イエス Heaven & Earth YES

アルバムは、今回もロジャー・ディーン作の絵画である。

ジョン・デイヴィソンは、アメリカのプログレッシブ・ロック・バンドのグラス・ハマーノリードヴォーカルでもある。
アルバムを聴いて、あれどの曲もつまらない。これがイエスソング?と疑ってしまった。どの曲も何か芯がないのである。

詳しく調べると新加入のジョン・デイヴィソンがほとんど曲を作っている。これでイエスと言えるのだろうか??

今回のイエスのツアーは、危機、こわれものを中心に演奏するということだが、まったくこのアルバムとは違うタイトで素晴らしい創造性に満ちたアルバムだったことがわかるんだが。あの二つのアルバムを作り上げたリック・ウエイクマンとジョン・アンダーソンがいなくて本当に演奏ができるのだろうかとも思ってしまう。

Believe Again  Jon Davison, Steve Howe
The Game  Chris Squire, Davison, Gerard Johnson
Step Beyond Howe, Davison
To Ascend Davison, Alan White
In A World Of Our Own Davison, Squire
Light Of The Ages Davison
It Was All We Knew Howe
Subway Walls Davison, Geoff Downes

Jon Davison - lead and backing vocals, acoustic guitar (tracks 1 and 6)
Steve Howe - electric, acoustic and steel guitars, backing vocals
Chris Squire - bass, backing vocals
Geoff Downes - keyboards, computer programming
Alan White - drums, percussion