Chambolle-Musigny 1er Cru Les Amoureuses Amiot Servelle 2004 シャンボール・ミュジニー 1er レ・ザムルーズ アミオ・セルヴェル 2本目
外観 濃い目のルビー色
香り 新樽のトーストした香り、トースト、ヴァニラ、黒胡椒、赤い果実(ストロベリー、ラズベリー)、アニス、ナツメグなど。
味わい 果実味が薄めで、新樽が強い。硬めの味わいで旨味はすくなめ。余韻は長め。タンニンは溶け込んでいてきめは細かく最後に細かなタンニンを感じる。余韻は長め、ミネラル、焦がしたヴァニラが最後まで残る。
2年前に飲んでいて2本目である。どうしても僕のイメージのレ・ザムルーズと違う。
うっとりしたものがないのである。確かすごい古い樹齢の木からのブドウで収量も少ないという評判なのだが。
前回と同じ印象。2年経っても変わらなかった。このワインは前回の印象からレ・ザムルーズを期待して飲むワインではないので、一人で飲むにはがっかりすぎだし、すこしお遊び的にグループで飲むしかないワインである。誰か美味しいと言ってくれる人がいればいいか。ただ正直にこれは美味しくないねと言ってくれる方がいいかも。ただどうしてこのワインを持ってきたと聞かれると困る。なんだ美味しくないワインを持ってきたのって言われてしまう。だから今回は追加ワインとして出した。
本当に美味しくないとわかった高価なワインほど扱しが難しくTPOを考えて開けなければいけないのである。
アルコール度数 13%
アミオ・セルヴェル Amiot-Servelle
植樹は10,000〜12,000本/haで、7,8月に房落とし(Vendange Verde)を行います。完熟したブドウのみを収穫し、収量は約30-40hl/ha。厳選したブドウを100%除梗し、4-5日間低温でマセラシオンした後、木の開放樽で15-18日間発酵をします。
ピジャージュは手で行い、樽熟は16―20ヶ月間(新樽:Village 15-20%、Charme 20-25%、その他50%)。マロラクティック発酵までには、バトナージュを行い、その後清澄して瓶詰めします。2002年ヴィンテージからは100% 自然発酵になりました。
0.45ha。表土が薄く、すぐに大理石塊となる。所有の1/3が樹齢9〜10歳、2/3が
樹齢60歳を超えるV.V.。
石灰質で粘土も混ざっている。30〜40cmの岩がある。50%新樽。
Chambolle-Musigny Les Amoureuses Amiot-Servelle 1990 シャンボール・ミュジニ レ・ザムルース アミオ・セルヴェル
外観 エッジにオレンジがあるやや濃いめのルビー色
香り 黒系の果実がわずかに、土の香り、ロースト、揮発酸、
味わい 酸はやや控えめ、液体は柔らかでやや粘稠度が高め。ややタンニンの細かな味わいがある。少しくすんだ味わいが最後にある。余韻はやや長め。
1990年のレ・ザムルースはなかなか飲めないのでネットで見つけて買った物。いつも買っているところと違って心配だったが、やっぱり稀少なヴィンテージものなので買っておいたのだが。やっぱり何か熱劣化がある。
やっぱりヴィンテージものを買うときのリスクが高すぎる。アミオ・セルヴェル自体もあまり果実味を大事にする作り手というよりは古典的なブルゴーニュの醸造をしているのもあるのだろうが。
2004年のアミオ・セルヴェルを試してみたがやっぱりそうだ。この二本でアミオ・セルヴェルのレ・ザムルースは買うのをやめようと思った。
Chambolle-Musigny Les Amoureuses Amiot-Servelle 2004 シャンボール・ミュジニ レ・ザムルース アミオ・セルヴェル
外観 軽くエッジにオレンジがあるルビー色
香り 赤、黒系の果実、黒胡椒、軽くごま、香りのトーンがレ・ザムルースにしては低く何かくすんでいる。
味わい 酸は中等度からやや高め、果実感はやや控えめ、落ち着いた味わいである。ミネラルもある。タンニンは溶け込んでいるがやや焦げたタンニンのニュアンスがある。
アルコール度数 13%
アミオ・セルヴェル
これは、何かレ・ザムルースらしい華やかさ、香り高かさがない。ちょっとがっかりしてしまった。伝統的な作りだろう。ただ2004という弱い年にいつもと同じ伝統的な作りをするとこんな風になってしまうよという見本のようなワインだ。残念。
彼の作りのガイドには、完全除梗で、低温浸漬をして温度コントロールの醸造をすると書かれているのだが、なぜかそんな印象を受けないのはどうしてだろう。2004年が失敗しただけだろうか。ただ期待しすぎたのだろうか。
Chambolle-Musigny les Amoureuses Patrice Rion 2009 シャンボール・ミュジニー レ・ザムルース パトリス・リオン
外観 エッジにまだ紫がかかる濃いルビー色
香り 新樽、赤い果実、ブルーベリー、アニスなど
味わい これも2009、まだまだ味わいも閉じている。1時間後から次第に赤い果実を中心に黒系の果実などの味わいが出てくる。ボンヌ・マールに比べればもっと明るく柔らかさを伴った味わいである。液体の味わいにエレガントさがある。まだまだ新樽が強めに出ているが、奥にある液体のポテンシャルがわかる。タンニンは柔らかく酸はやや控えめ。余韻も非常に長い。
さすがパトリス・リオンである。こんなに美味しいアムルーズはなかなかない。でも2009年である。若すぎるかと思うんだが。パトリスのワインはエノテカになって値段が高くなった。このアムルーズも高い。それでもパトリスファンとしては買わなくては。
Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Cazetiers Sérafin 1999 ジュブレ・シャンベルタン カズティエ セラファン
外観 エッジに軽くオレンジのかかるルビー色
香り 赤系の果実、黒胡椒のスパイス、スミレ、大地の香りなど
味わい 赤い果実のフレーバーが口の中に広がる。そして複雑なフレイバーが後に続く。旨味がある。酸も程々にあり、タンニンも溶け込んでいる。余韻は長く、強いミネラル、液体の旨味を感じる。
やっぱりセラファンは美味しい。クロ・サン・ジャックを思わせるような果実の豊かさ、そして奥行きのある旨味、液体のミネラル感が素晴らしい。セラファンは長期熟成タイプでなかなか飲み頃のピークに当たらない。これは、まだまだ2−3年は待っても良いかもしれないが、そろそろ飲み頃のピークが近づいているのは確かである。
Les Cazetiers The Wines of Burgundy より
クロ・サン・ジャックと接しているこのカズティエの区画は、クロ・サン・ジャックに近い特徴を持っているが決して同じ品質にはならない。同じ二つの区画を持っている作り手を飲み比べてみればわかるが、より力強く、ボディがある。しかし素晴らしく豊かで満足の行くものである。

外観 やや濃いめのルビー色
香り ミントのスットする香り、甘いハーブ、赤系、黒系の果実など。香りはまだまだ閉じている。一体開くのにどれくらい時間がかかるのだろう。
味わい 透明感のあるすっきりした果実が溢れた液体。酸はやや控えめだが、バランスよく保たれている。味わいはいつものレザムルースの柔らかさ、優しさよりもまだ液体の強さが目立つ。余韻も非常に長く、味わいは非常に複雑。果実味、タンニン、ミネラル感などがめくるめくる押し寄せてくる。余韻の長さを強く感じる。
憧れのルーミエのレザムルースである。突然こんなものが飲める機会が巡ってくるとは感謝感謝である。ブルゴーニュワインが好きな人なら一度は飲んでみたいワインの一つだろう。日本でのルーミエ人気は異常と思える。普通の村名のワインでさえ、他の作り手のグランクリュの値段を遥かに超えている。レ・ザムルースはDRC並みの値段がついている。それもこっそり持っていて誰も一緒に飲もうなんて行ってくる人は少ないのだ。
まだまだ飲み頃になっていない。抜栓直後に飲んでいるせいもあるが、あと5年以上は寝かせたい。本当はもっとかかるかもしれない。1997年でこれほど強いとは。普通のグランクリュならもうとっくに飲み頃に来ているのに。

外観 やや濃いめのルビー色
香り ナツメグ、クミンなどのスパイス、熟した赤い果実、すこし焦げた香り
味わい やや甘さがある柔らかい液体、熟した赤い果実の甘さ、酸も十分にあり、タンニンを感じる濃いめの液体。余韻も長め、タンニン、果実の凝縮感、ほんのりした甘さを感じる。果実が全面にでる力強い味わいである。
レ・ザムルースである。それも2003年のルイ・ジャドである。2003年ほど暑い年はなかった。シャンボール・ミュジニは爽やかでエレガントな香りがするのが特徴である。これ以上シャンボール・ミュジニのテロワールに反した年はないだろう。さてそのレ・ザムルースはというと、成熟した果実が全面にでてそれにタンニンも強い。確かにエレガントな所はあるが、1998年のグリオット・シャンベルタンと言ってしまった。ワイン自体は美味しいワインであった。2003年のマイナス面を出来るだけポジティブに魅力を引き出している。
味わいの中に2003年にはなさそうな酸がある。これはもしかしたらだまされたかもしれない。他の要素とこの酸はブルゴーニュとしては何か不自然である。補酸がかなりしてあるのかもしれない。ただ、この補酸に関しては僕にはわざとらしく感じられなかった。まだまだ修行が足りないか。

外観 ルビー色
香り 閉じている。すこし、小川のような、小さな花が香ってくる
味わい 奇麗な酸、中間部にある果実感、 余韻にある豊かなミネラル、果実を強く感じる
余韻も長い。ミネラルが強く奇麗な味わいである。
2008のヴィンテージはまだまだこれからである。2007年も飲んだが,そちらの方はもう開いていた。シャンボール・ミュジニーはやっぱり香らないと本来の魅力がでない。味わいは、エレガントで細めの感じである。逆に香りがない分、シャンボール・ミュジニーの味わいだけを感じることができる。これもいい経験である。
2007年はもう楽しめるが、2008年はまだ数年、できたら5年以上待たなくてはいけない。
ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマーより
ドメーヌ・ベルナール・セルヴォー
モレ・サン・ドニの作り手だが、実を言うとシャンボール・ミュジニから生まれる二つのワインがことに優れている。レ・シャピオは繊細の極みとも言える素敵なワインで、セルヴォーは畑の最大区画を持つ。また堂々たるレ・ザムルーズはスポーツカーばりにかたいバネが効いているようで、満々たる力を秘める。ルミエのレ・ザムルーズと並んで、この世評高い1級畑の最高作だろう。

外観 やや濃いめのルビー色
香り 土の香り、アニス、焦げた樽、茸など
味わい 口のなかに、甘く濃い液体が広がる。きらりと光る旨味が凝縮している。余韻にタンニン、酸、甘さが長く続く。
これは、いつもブラインドして楽しんでいるのだが、これは逆にブラインドで出したワイン。僕のワインの先生がどのように分析して、結論をだすかを見ているのも本当に勉強になるのだ。今回はぴたりと作り手、畑、ヴィンテージまでビタリと当てられた。隣にいた人は、本当に驚いていた。はは。さすがである。
やっぱり1998年だからか、まだまだタンニンが強い。果実のうまさを感じるが、最後のタンニンの強さがすこし苦手である。セラファンのワインの飲み頃を見つけるのは難しい。
普通の同格のワインよりはずっと遅い。この1998年は、5年以上待ったほうが僕にはよいだろう。
最上のシャルム・シャンベルタンのワインには、心魅かれるみずみずしい赤系果実の凝縮感があり、特級の地位にふさわしい力強さと持続性はあるものの、複雑性については通常そうでもない。最上のもの以外のワインになると、かなり無理をしないといけないだろう。表土は比較的赤味が強いが、これは鉄分が多いせいである。石灰岩の小石が多いことから、基岩が浅い所にあるのがわかる。基岩は活性度の高い白亜の成分を多く含んでいる。マゾワイエールの部分では、表土の色はもっと明るく、粒径も細かい。小石は少ない、ずいぶんと表土が深い。
Charmes-Chambertin Sérafin 1998
Heady, mossy nose with lots of sweet fruit. More friendly than the 1999 at this point though with a little less substance. (JR) 17.5
セラファン
100%除梗
低温浸漬 1週間
ステンレス発酵 最高温度 33度
キュベゾン 3週間
新樽率 AOCブルゴーニュ 50% 村名70%, 1級、特級 80%
18ヶ月 樽熟成
澱引きなし、清澄、フィルターなし

外観 エッジにオレンジがある濃いめのルビー色
香り 赤い果実、フランボワーズ、シナモン、ナツメグ、ドライフィグ、ダージリン、しだいに清涼感のあるスパイスがあふれてくる、
味わい アッタクに甘酸っぱい果実、優しく甘い果実、スパイスを口の中に感じる。余韻に奇麗なミネラルがあり、熟成した果実と一緒になり長く複雑な余韻がつづく。
3年前に飲んだが、飲み頃に入ってきた。香りも素晴らしくなった。ダニエル・モワン・ユドロてこんなに良かったかと思ってしまった。やはりレ・ザムルーズである。飲む人を魅了する力を持っている。
レ・ザムルーズはシャンボールの中では、ややふくよかな味わいがある。これは南東の斜面にあるせいだろうが、ミネラル感とその複雑性、香りの豊かさでは圧倒的に他の1級より優れている。
レ・ザムルース
ミュジニーより斜面下方に位置する。また南側のブージョに向かっても急な傾斜がある。レ・ザムルースの北側はグロフィエの畑である。よく香り、シルクのような滑らかさを持ち、凝縮して柔らかで、真のフィネスを持つ。

当日持ち込みで飲んだワイン。注意して揺らさないようにもってきた。
外観 エッジにオレンジがあるがやや濃いめのルビー色
香り 濃い甘苦いスパイス、赤系と黒系が混じった熟した果実、土の香り、なめし革
味わい やや甘みを感じる。その後熟した果実が口の中に広がり、奇麗な酸を感じる。最後に旨味がある。余韻は中等度。
今飲み頃。香りの複雑さはすばらし。やはり当日もってきたで注意しても最後に少し青い香りと味に雑味がでる。このワインの特徴と言うよりは、動かした為にでた味と思うのだが。

外観 ややエッジにオレンジ色のかかったルビー色
香り こげた土、スパイス、なめし革も奥にある。ゆっくり時間をかけると、ミント、ややドライフラワー、シナモン、ドライフルーツ、トリュフなどがあがってくる。
味わい スーと流れるようなピュアな液体である。やや甘く、その後こなれたタンニンがシルキーのように流れる。酸はやや控えめ。余韻もミネラルが強く長い。やや膨らみにはかけるが、きれいな液体である。
香りは最初はやや閉じ気味で、新樽が熟成した香りが中心だったが、次第に開いて来た。エレガントさも十分あり、タンニンが豊富で力強さも兼ね備えている。
もう少し待った方が、良さそうである。あと2−3年は。
フォントニーは、リュショット・シャンベルタンの北側、レ・コルボーの西に当たる斜面である。
セラファンは、低収量にこだわり、低収量のクローン、厳しい剪定、シングルギィヨーなどをぶどうの育てから丹念に行っている。
完全除梗、1週間の低温浸漬、33度以上に上げないようにステンレスタンクで発酵、発酵は、樽にうつされた後3週間かけて行われる。その後18ヶ月のたる熟成後、清澄もフィルターもなしで瓶詰めされる。新樽率は50% ブルゴーニュ・ルージュ 70%村名のジュブレ・シャンベルタン 80%1級と特級のワイン

外観 オレンジがかったエッジから奇麗なグラデーションでコアまでかかっている薄いガーネット色
香り 還元臭が消えた後に揮発酸が最初に強く香る。スパイス、熟した果実、
味わい 口に含んだときの優しい甘さが次第に強い熟した果実とミネラルの味わいが口の中に広がる。タンニンの香ばしさが口の中に広がるが口あたりは非常に滑らかである。88のワインにしてはまだ強い。美味しい。普通のシャルム・シャンベルタンよりもずっと強く感じる。味わいは本当に奇麗である。
この古いエチェケットのセラファンは見たことがなかった。昔はこれを使っていたそうだ。セラファンのシャルム・シャンベルタンの古いヴィンテージは本当に珍しい。これは幸運にも手に入れることが出き、味わいも申し分なかった。
低収量、遅い収穫(ジュヴレでは最も遅い収穫)
収穫は全て手摘みでしっかり選別し、除梗は約70%。ステンレスタンクに入れ醗酵前に低温で浸漬し、自然酵母によって醗酵する。
醗酵温度は最高35℃。ピジャージュを行う。70〜100%の新樽で熟成してノンコラージュ、ノンフィルターで瓶詰される。
セラファンのワインは色が濃く、
果実味が豊富で深みがあり、凝縮された広がりのあるタンニンが十分で長期熟成します。
シャルム シャンベルタン グラン クリュ
CHARMES-CHAMBERTIN GRAND CRU
ピノ ノワール種100%。畑はAux CharmesとMazoyères(Charmes)に位置し、広さは約0.3ha、樹齢65年の古木です。滑らかな口当たりで凝縮感や複雑さがあり、余韻がとても長く残ります。

外観 エッジから中心にかけてオレンジのグラデーションがはいる薄いルビー色
香り スパイス、なめし革、動物の革、アニス、ふくさ綱香りが一杯でている
味わい 軽い甘さと、奇麗な酸が溢れ、口の中で一杯、スパイスが溢れる。余韻も長くだし汁、ミネラルが一杯ある。
やっぱりセラファンは美味しい。ジュブレ・シャンベルタンの要素が一杯詰まっている。1993は目立たないが、良年。今が飲み頃。でもまだまだ持つだろう。
レ・コルボー
マジ・シャンベルタン・バの右隣にある樹齢35年の区画。テクスチャーがなめらかでキメ細やか。美しい熟成を見せる。
ドメーヌ・セラファン Domaine Serafin
■ドメーヌ概要
1947年に現当主のクリスチャン・セラファンの父スタニスラスによって、ジュヴレ・シャンベルタンの一級畑カズティエのすぐ下に設立。驚くほどに濃密な果実味と、力強く、しかも魅惑的な風味が持ち味。全ブルゴーニュを代表する名醸造元のひとつだが、所有畑が約5haと小さく、そのうえ収穫量は低く抑え、さらには老樹にこだわるため、そのワインはなかなか手に入らない希少品になっている。
■ワインづくり
農法は限りなく有機に近く、グリーン・ハーヴェストなどを行うことにより、果実のコンセントレーションを高めている。収穫された葡萄は70%除梗(ブルゴーニュ・ルージュは100%)され、3~5日間プレマセレーションされる。発酵は自然酵母により行われ、33~35℃の温度で15~20日間、その間に2回ピジャージュが行われる。ワインは2~3日間オリを落ち着かせた後樽に移される。通常、新樽比率はブルゴーニュ・ルージュ、ヴィラージュもので50%、ヴィエイユ・ヴィーニュと1級・特級は100%。樽熟期間は約20ヶ月。ワインはノンコラージュ、ノンフィルターで瓶詰されることが多く、赤い果実の凝縮感と複雑味に富んだ長期熟成タイプとなっている。