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ChamMusLAmoPaRion2009.jpgChambolle-Musigny les Amoureuses Patrice Rion 2009 シャンボール・ミュジニー レ・ザムルース パトリス・リオン

外観 エッジにまだ紫がかかる濃いルビー色
香り 新樽、赤い果実、ブルーベリー、アニスなど
味わい これも2009、まだまだ味わいも閉じている。1時間後から次第に赤い果実を中心に黒系の果実などの味わいが出てくる。ボンヌ・マールに比べればもっと明るく柔らかさを伴った味わいである。液体の味わいにエレガントさがある。まだまだ新樽が強めに出ているが、奥にある液体のポテンシャルがわかる。タンニンは柔らかく酸はやや控えめ。余韻も非常に長い。

さすがパトリス・リオンである。こんなに美味しいアムルーズはなかなかない。でも2009年である。若すぎるかと思うんだが。パトリスのワインはエノテカになって値段が高くなった。このアムルーズも高い。それでもパトリスファンとしては買わなくては。

ChamMusleCraPaRio2001.jpgChambolle-Musigny Les Cras Michele & Patrice Rion 2001シャンボール・ミュジニー・レ・クラ ミッシェル&パトリス リオン

外観 エッジにオレンジの入った熟成感のあるルビー色
香り 大地の香り、赤系の果実、やや赤い果実
味わい やや甘さを感じさせる。酸は十分にあるが、今までのレ・クラに比べれば控えめである。軽くコンフィを感じさせる赤くてビュアな果実の味わいが奇麗に感じる。タンニンは優しく、ミドルボティである。余韻は長め。余韻に奇麗な酸と果実味を感じる。

2001のブルゴーニュは1級までは今飲み頃である。このレ・クラは村名であるがまだ酸や赤い果実があってまだまだしばらく楽しめそうである。ヴィンテージのせいかいつもよりは柔かめな印象を受ける。

シャンボール・ミュジニー レ・クラ
1級のレ・クラと違って上段に位置するレ・クラは、高い標高と軽い土壌にもかかわらず、シャンボールにしては色が濃く強さがあり、よく熟成するワインである。
ドメーヌ ミッシェル&パトリス リオン
1990年創業。パトリス・リオンと妻のミッシェルが所有するわずかな地所から始めた。パトリスがダニエル・リオンをでて2000年から畑を広げている。買いぶどうを使ってワインも作ることで畑の狭さを補っている。

ぶどうは、除梗前、除梗後、別の選果台で選別される。すべてステンレスタンクで発酵。始めの1週間は、11℃〜12℃で、続く2週間は発酵と発酵終期だが、32℃を越えないようにコントロールされている。樽熟成は澱引きせず18ヶ月かける。ほぼ総てのワインに50%の新樽を用いる。

ChamMusLeCraMiPatRion2007.jpgChambolle-Musigny Les Cras Michele & Patrice Rion 2007シャンボール・ミュジニー レ・クラ ミッシェル & パトリス・リオン 

外観 輝きのよいルビー色
香り 大地の香り、赤系の果実、やや赤い果実
味わい 酸のバランスがよく、赤くてビュアな果実の味わいが奇麗に感じる。タンニンは優しく、ミドルボティである。余韻は長め。余韻に奇麗な酸と果実味、ミネラルを感じる。

2007年は早くから飲める。ただまだパトリスの作りだとピークまではきていない。ただ十分美味しく飲める。

シャンボール・ミュジニー レ・クラ
1級のレ・クラと違って上段に位置するレ・クラは、高い標高と軽い土壌にもかかわらず、シャンボールにしては色が濃く強さがあり、よく熟成するワインである。
ドメーヌ ミッシェル&パトリス リオン
1990年創業。パトリス・リオンと妻のミッシェルが所有するわずかな地所から始めた。パトリスがダニエル・リオンをでて2000年から畑を広げている。買いぶどうを使ってワインも作ることで畑の狭さを補っている。

ぶどうは、除梗前、除梗後、別の選果台で選別される。すべてステンレスタンクで発酵。始めの1週間は、11℃〜12℃で、続く2週間は発酵と発酵終期だが、32℃を越えないようにコントロールされている。樽熟成は澱引きせず18ヶ月かける。ほぼ総てのワインに50%の新樽を用いる。

BourCharPaRion2008.jpgBourgogne Chardonnay Patrice Rion 2008 ブルゴーニュ シャルドネ パトリス・リオン

外観 レモン・イエロー
香り フリンティ、ハーブ、柑橘。シャルドネにしてはすこし青いハーブの香りが強い。
味わい 柔らかくまろやかな液体である。それにしては、酸が奇麗に伝わってくる。フレッシュさもある。不思議なシャルドネである。余韻は、中等度から長めでミネラルもあり美味しいワインである。

アルコール度数12.5%

不思議な感覚でこのワインを飲んだ、今までのシャルドネとはどこか少し違う。ハーブもあるし、酸も奇麗だし、まろやかな口あたりである。あれビオディナミだろうかと思いながら、そして少何かが違うんだが。

ボーヌの町の北西にある小高い丘。その斜面上部にある畑でビオディナミを採用した栽培家からのぶどうで造られる白ワインとのこと。
やっぱりビオディナミだ。そして買いぶどうで作ってある。

ChamMlcraPaRion1996.jpg外観 オレンジがエッジにある奇麗な薄いルビー色
香り 赤、黒果実、ハーブ、土の香り、
味わい さわやかな酸が口に広がる。強い果実感はないが、中盤からミネラル、濃い液体の旨味を感じる。アルコール感は酸がつよいせいかそれほど感じない。余韻も長めで奇麗な酸が長く続く。あけたては酸が強く、香りも華やかで果実が感じられたが、2時間もたつとややハーブ、茸の香りが中心となり味わいは甘さが出てきた。

1996年のブルゴーニュはかなり飲んでいるが、このワインの酸は強い。もう少し奇麗な酸になるはずだが。シャンボールミュジニーでも村名だから仕方がないからか。それんしても液体は奇麗で魅力的なワインである。
パトリスがこの時代からもう、ダニエル・リオンと違う独自のワインを出していたのは驚きである。

購入価格 税込 13,800 円

NSGCSMpatRion2006.jpg

外観 濃いルビー色
香り 赤い果実,ダージリン、シナモン、大地の香り、ミネラル、白胡椒、深い複雑なハーブ。
味わい 柔らかい酸が控えめな果実感がある滑らかな液体。すこし複雑な味わいで、清涼感も感じる。余韻に細かなタンニンを感じる。そこにハーブのような味わいもある。徐々に飲み進めると瓶の下側にあるタンニンの強さが目立ってきた。やはりニュイ・サン・ジョルジュである。もっと熟成した方が、タンニンが溶け込んで甘さが出てくるだろう。
2006 だからそろそろ飲めると思って開けたのだが、まだまだだった。パトリスの新しいモノポールの畑である。さすがに力が入っている。2006は熱い年だったのですこしパトリスは作りを変えているのかもしれない。非除梗が多いかもしれない。その為かまだまだ飲み頃になるのには時間がかかりそうである。
ニュイ・サン・ジョルジュは、タンニンが強くコート・ド・ニュイではじみな、熟成するとその素晴らしさを発揮する

CMPR02a.jpgCMPR02.jpg

外観 エッジに淡いオレンジがあり、ややレンガ色がかったルビー色
香り 熟した果実 ストロベリーのリキュールを紅茶に混ぜたような、それにハーブを足して。 今が一番良い香りがする。熟成香と果実香のバランスがとても良い。そこにハーブが存在する。これはシャンボールに由来するものだろう。非除梗から来るハーブではなさそう。
味わい 口の中に最初に感じる甘さを奇麗な酸が覆ってくる。そしてドライフルーツの味わいと紅茶の味わいが複雑に絡み合いやや長めの余韻に続く。奇麗な後味がある。ややビンが揺れたせいかタンニンを感じるのだがアクセントのようで気にならない。
これは1年半前にも飲んだが、ついにワインに甘さが出てきて、香りにも熟成感が出てきた。いいワインになった。こうやって持ってたワインが飲み頃になるのを発見するのは本当に楽しい。でも今がピークだから早く飲み尽くさなくては。
このワインは、イギリスのワイン商のBerry Bros.and Ruddが特別にパトリス・リオンにたのんで作っているボトルである。お値打ちで手にはいったのでたくさん買っておいたのだが。やっぱり飲み頃になった時にはかなり本数が減ってしまっている。これも仕方がないことである。
パトリス・リオンのサイト

CMPR2002.jpg

12/24/2010テイスティング。これは、Berry Bros & Ruddのエチケットのシャンボール・ミュジュニー。
甘いふっくらとした赤い果実にこがした樽とハーブの香りが混じる。縁にオレンジがかった明るいルビー色、柔らかい口当たり中に香ばしい樽の味わいがある。これは、いつもパトリス・リオンの作りと言うより、Berry Bros & Ruddのリクエストによるものか。酸と果実味もあるが後味にまだ少し青い渋みを感じる。樽の香りが強い印象である。2002としては、もうこなれて飲み頃である。ブラインドで、ブルゴーニュとは言えても、CMと言えるだろうか?
アルコール13%

patricelecras96.jpg

12/16/2010テイスティング
先日のダニエル・リオンの会で開けたワイン。パトリスがこの時代に奥さんと一緒に作っていたワイン。96のパトリス・リオンが存在することでびっくりしていたし、見つけたらすぐに買っていた。すばらしく優しい花の香りであるが、ふくよかな赤い果実の香りがする。外観は、ややエッジにオレンジが見られるがしっかりとした感じがする。味わいも果実の凝縮感があり、酸、ミネラルも長く余韻に残る。他のブルゴーニュの96と比べると、香り、味わいなど全体にふっくらとした印象を強く感じる。二杯目にはもっとミネラルとふくらみが強くなっていた。熟成したワインできれいに保存してあったので、下方にエキス分が詰まっている。さすが天才パトリス・リオンである。