原作: 角田光代
監督: 成島出
出演: 井上真央, 永作博美, 小池栄子, 森口瑤子
今年の映画では、ベスト5に入る。これは人をどれだけ泣かすんだろうか。
原作もNHKのドラマもみていないので、どれがいいかはわからないが。映画の描き方も素晴らしい。
永作博美の母としての演技も素晴らしい。人間が生きていく上で絶対に必要なものは、愛する人である。
薫、恵理菜は、私を誘拐した人も、父も母も愛せなかったし、愛を感じられない世界で生きていた。最後に小豆島で、自分がいかに愛されていたかを思い出し、その愛の重さを実感する。写真館で希和子から薫に渡させたものは何だろう。最後に、恵理菜が今後お腹の子供とどう生きていくかを決心させる。素晴らしい終わり方である。涙なしでは見られない。
八日目の蝉は、7日で死ぬ蝉が八日目まで生き残ればもっと世の中のことが見れるよ。と言うメッセージである。これは、映画よりも原作やNHKのドラマの方が詳しく描かれている。
映画で流れる ジョン・メイヤーのドーターズも素晴らしい曲だった。
My Rating(評価): 18/20
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