ダイナミックな演奏が素晴らしかった。特にリストは聞いていて緊張感あり、心躍る演奏であった。全体にテンポが早くダイナミックに弾く技術は素晴らしく、またリストの歌劇的な演出効果の高い曲も彼の得意とする所だろう。
ただ、ショパンやシューベルトは、なにかリズムが聞いていて訴えかけてこない。ゆったりとしたリズムが上滑りし過ぎて観客に訴えかけてこない印象を与えた。
何にしても今回は突然誘われて行ったコンサートだったけど、十分聞く価値のあるコンサートだった。
そう言えば、講演を主催した業者に言いたいのは、パンフレットをビニール袋に入れて配るのはだめだろう。演奏中にがさがさしたビニール袋の音が何度も聞こえた。もう少し気を使って欲しかった。
ベートーベン: ピアノ・ソナタ
第18番 変ホ長調 作品31-3
ショパン: マズルカ
第21番 嬰ハ短調 作品30-1
第26番 嬰ハ短調 作品41-1
第32番 嬰ハ短調 作品50-3
ショパン:ワルツ
第8番 変イ長調 作品64-3
第5番 変イ長調 作品42
第1番 変イ長調 作品18 華麗なる大円舞曲
休憩
リスト
エステ荘の噴水
オーベルマンの谷
グノーの歌劇ファウストからのワルツ
アンコール
シューベルト セレナーデ
ショパン 英雄ボロネーゼ
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