エルバ ダ ナカヒガシ 東京 西麻布
京都の草喰 なかひがしの次男の中東俊文のイタリアンのお店である。
やっぱりイタリアンでながら和のテイストがかなり入っている。
そしてエルバ(草の意味)という名前からも京都のお店の流れを汲んでいるし、野菜の美味しさを引き立てた料理が多い。
やっぱりミシェル・ブラスのような料理を目指しているようだ。
一品、一品のプレゼンがうまく、どれも美味しかった。ワインはペアリングでいただいた。ちょっと多めなのでハーフでも良かったか。
まずハーブとグリッシーニが入った試験管が出てくるところもエル・ブリばりで面白い。
生ハムに添えた、生姜の効いたたこ焼き風チーズ焼きや、サイフォンを使って、目の前で仕上げるミネストローネなども目も楽しませてくれる
純粋なイタリアンというよりはすこし和風の優しい味のイタリアンで僕はそこが気に入った。
シェフは5年ほどイタリアで修業されたということだし、休みの日は、山に行って食材を取ってくる。そういう意味では料理にかける意気込みが違うんだなと思う。
これだけ優しいテイストの味だとペアリングはすごく難しいんじゃないかと思う。今も、かなり工夫されているが、まだまだ伸び代がありそうだ。
最後にソムリエとシェフで長く見送ってもらったのも気持ちよかった。
これからもなんども行きたいお店の一つである。
erba da nakahigashi
エルバ ダ ナカヒガシ (erba da nakahigashi) http://www.erbadanakahigashi.com
イタリアン
03-5467-0560
東京都港区西麻布4-4-16 NISHIAZABU4416 B1F
営業時間 17:00〜20:30(LO)
定休日 日曜日 完全禁煙
オープン日 2016年1月6日
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鹿肉のコンソメスープとカリンのジャム
外は寒くてやっぱり最初は温まるスープから。まろやかな味のスープである。かりんのジャムはジャムだけで美味しい。
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冬いちご、鹿肉のリエットなど
鹿肉のリエット、菊芋とヘーゼルナッツ、レンズ豆、冬いちご、ブロッコリーとペコリーノチーズ、鱈の白子のフリット、ガルバンソ(ひよこ豆)のパリナータ、せこがに 冬苺ってあるんだという感じ。鱈の白子のフリットはやっぱり暖かくて美味しい
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ウズラの卵焼きに白トリュフ
やっぱりトリュフと卵は合う。それも白トリュフか
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サンダニエール産 生ハム
この生ハムはまた美味しい。それにたこ焼き風チーズ焼きを添えるのだが、写真を撮り忘れた
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ギンナン、味噌味のくるみ、チーズ
くるみのしっかりした味がする。
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サイフォンを使って、目の前で仕上げるミネストローネ
目の前で見せるパーフォマンスがまたいい。生ハムの残った骨で出汁をとり、残った野菜を乾燥させてつくるミネストローネ。全く無駄がない
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ミネストローネ
旨味がしっかりある野菜のミネストローネだ。美味しい
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ほうれん草、大根、ゆりね
やっぱり和風だよね。という感じ。僕はこの感じが好きだな。
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せこがにのリゾット、わさび菜、ストラッキーノ
カニの風味がしっかりある上品なリゾットだ。さらりと食べてしまう
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自家製カラスミ、ブロッコリーのオレッキエッテ
これはカラスミが多すぎて下のオレッキエッテが見えない
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自家製カラスミに包まれたオレッキエッテ
カラスミを動かすとオレッキエッテが見える。カラスミがまたこれが美味しい。
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大根、あん肝のテリーヌ、大根の葉
やっぱりこれも和風テイストだ。それでも冬にはこんな優しい感じの料理がいい。
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アンコウ ごぼう、山椒の葉
アンコウの肉はやっぱりしっかりしていて味わい深い。
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但馬牛、2ヶ月の熟成肉とネギ
これは何と言ってもお肉が美味しい。久々に本当に美味しいいお肉だった。
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白トリュフのタヤリン
白トリュフを添えたピエモンテ風細切りパスタ。これは頼むかどうか迷ったけど、やっぱり美味しい。タヤリンで食べるのが本当の食べ方。
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ノルチャの黒トリュフ、イノシシ肉のラグーパスタ
ノルチャの高級ウンブリア黒トリュフである。パスタも美味しいし、これと合わせたバローロとブルネッロが美味しかった。
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チーズ
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パネトーネとアイスクリーに柚子のアフォガード
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