すばらしいワインに出会うというのこのことか。
知人よりこのワインをテイスティングして当ててと言われて、ブラインドテイスティングをした。何これ?ボルドー?右岸左岸??
未熟な私のテイスティングでは、まったく次元を超えていた。正体不明、何でこんなにすごいの。
カベルネ・フランとメルローの組み合わせは、今まで経験したワインとは違う次元に行ってしまった。なんと言う香り、なんというまろやかなテクステュアー。
いままでのカベルネ・フランは未熟な青い香りがあるのにこれは本当に上品である。
1967はすごかった。こんなにワインでうっとりすることはないよね。
そしてシャヴァル・ブラン96。これはベトリュスがブショネだったので開けてもらったもの。シャヴァル・ブラン67の経験があったから、すこし冷静にテイスティングできたけど、、、。やっぱりブラインドだと分からないだろう。67を飲んだから言えるけど、まだまだこれから良くなって行くワイン。美味しいワインだが67の深遠さはまだない。シュバル・ブランはもう僕のmy wine であるが、あまりにな高すぎて手が出ない。もっと安くならないだろうか。
アメリカ版のサイドウェイでは、カベルネ・フランにこだわりのある主人公が、別れた妻が他の男と結婚して落ち込み、ビックバーガーのようなファーストフードの店で紙コップでシャヴァル・ブラン61をこっそり飲んでいるシーンがある。ワイン好きなら本当にわかるよね。なんてもったいないことか。でも一緒に飲もうと思った人が去ったらこんな風に飲んで忘れるしかないのか。
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