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外観は、エッヂにすこしオレンジがあるガーネット色。香りは、少し熟成した草の香りとフルーツ、カシス、ミントがある。口当たりは、ややねっとりとしたタンニンがあり、酸も適度にあり、余韻も長めである。
カベルネ・ソービニヨン60% メルロ40%
オークの新樽率 50%
畑 1区画はムートン・ロートシルトとラフィット・ロートシルトに隣接し、1区画はバタイエにほど近い砂利質の丘にある。
価値のわかる消費者にはもっと注目されてもよいシャトーである。
個々のワインのスタイルは、多ニックで硬く内向的なものでなく、フルーティーでしなやか。
1994年
暑い、乾燥した夏、 9月初旬から多くの雨が降った。
この不安定なヴィンテージで最も成功した葡萄は、メルロである。メドックのシャトーでさえ最終的なブレンドでは生硬でハープのような、非常にタンニンの強いものになりがちだったカベルネ・ソーヴィニヨンのバランスを取る為にメルロの比率を高くしたのだ。また最高に水はけが良い畑(メドックやグラーブではジロンド河に隣接しているところ)が厳しい選別した場合には、たいがい優良なワインを生産する傾向があった。たいていの1994年は比較的タンニンが強いのでゆっくり成長している。
(パーカー ボルドー第4版)
このワインは、友人より提供されたが、さすがである。この年の特徴を良く捉えメルロが多く水はけのよい畑、そしてお値打ちなシャトーと、まだにボルドーをよく知った人の買い物である。
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