外観は軽くエッジにオレンジがかかるルビー色。粘性も中等度。香りは、フレッシュな果実の香りがいっぱいに広がり、すこし熟成感もある。ただシャンボール・ミュジュニーだけあってエレガントな美しさが失われていない。そして味わいも濃厚な果実にあふれている。まさに自然派の味わいである。ただアルコール感がすこし強く、バランスがすこし崩れている。シャンボール・ミュジニー１級 レ・シャルムは、シャンボール・ミュジニーの中でも分かりやすく、果実味にあふれてエレガントである特徴がしっかりあり、好みのワインである。
ブルゴーニュのトップクラスの畑を所有している地主であるドメーヌ・デ
・シェゾー。デ・シェゾーの畑を借りているのは、ジャン・マリー・ポンソ、ルネ・ルクレール、ドゥニ・ベルトーの３ドメーヌ。それぞれが、仕上がったワインの約半分を地代としてシェゾーへ小作代として納入されます。これをメタヤージュといいます。つまりデ・シェゾーのエチケットでもポンソ、ルクレール、ベルトーが作ったワインの可能性があります。ただエチケット右下には小さくドメーヌの名前が書かれていて、どのドメーヌからのものか判別がつくようになっている。
デ・シェゾーのエチケットのポンソのワインは、半額くらいで買えてお値打ちなのである。
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