Chateau Ducru-Beaucaillou 1983 シャトー デュクリュ・ボーカイユ

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CDuBe83.jpgラスカーズの比較に出したワイン。それに82を飲んだばかりだったのでその比較もしたかった。
外観は、エッジは、オレンジ色があり、グラデーションが奇麗で、レンガ色がっかった薄いガーネット色である。香りは、開けた最初は、還元臭が多く、すこしブレットを感じる。味わいは、やや、冷たさを感じる酸、タンニンがある。その後に旨味が押し寄せる。
抜栓から30分、次第に香りが開いてくると奇麗なカシス、杉、オリエンタルなスパイス(アニス、シナモン)がどんどん出てきた。やはりこの時代の特徴かすこしブレットがある。これが昔のボルドーのアクセントそしてデュクリュ・ボーカイユの特徴だろう。味わいも甘さが出てきてエレガントこの上ない。美味しい。
これは香りだけが閉じていたのでゆっくりとグラスの中で開かせるのがいいでしょうというコメント。このデュクリュは今がピークである。この1,2年が一番楽しめるのでは。
前回飲んだ82と比べると、やはり82はしっかりと閉じていた。なかなか開かなかったのだろう。82のワイン会では、このクラスのワインは、開けてから2時間くらい待った方が良さそうである。
テイスティング: 2011年5月17日
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