Château Trotanoy pomerol 1997 シャトー トロタノワ

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Tro97.jpgまたもやブラインド大会になって、ラフィットも出て来て何か出すしかないと思って、ブラインドでだしたもの。
外観は、軽くエッジにオレンジがすこしあるガーネット色。香りは、メルローを強く感じられる、土の香り、スミレの香りがある。味わいはまろやかで、タンニンも滑らかで奇麗にフィニッシュする。ミドルにのみゴタエがある。余韻も長め。
美味しかった印象はあるが、もはやかなり酔いも回っていてもうすこししらふの時に飲みたかった。なかんかワイン修行もままならない。
パーカー ボルドー4版より
トロタノワはポムロルを代表する造り手で20年ほど前は5代シャトーよりも高い値段で取り引きされていたことが印象的。その理由は熟成すると驚くほどの複雑さを発揮するからだ。シュヴァル・ブランに勝るような複雑さを見せることさえある。ただヴィンテージのムラが激しいために気を付けたいワインでもある。
1997年のトロタノワはクリスティアン・ムエックスにより厳選され、
たった2500ケースになった。印象的な構成と凝縮味を持ったこのワインは、ヴィンテージ中で最も長命なワインのひとつになるだろう。
濃いルビーから紫色で、黒トリュフ、プラム、プルーン、熟したチェリーの
香りのノーズがにおい立つ。口に含むと、傑出した豊かさ、ゆったりとおおらかな口当たり、穏やかなタンニン、秀逸な輪郭(1997年ものに多く見られる特徴ではない)

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テイスティング: 2011年4月29日
My Rating(評価): 14/20
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