90年代後半のブルゴーニュの白は、酸化熟成が早い?

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これは、クライブ・コーツのThe Wines of Burgundyに掲載されていた章。熟成前酸化と言うことらしい。実際に、最近の飲んだミシェル・コラン・ドレジェは、2001も1998かなりの熟成があった。その前に飲んだラフォンのシャルムはそれほど熟成は進んでいない。マルトレィのコルトン・シャルルマーニュ2002は、熟成が進んでいた。
クライブ・コーツによると、醸造者、保管方法には関係なく1996年から1999年のブルゴーニュの白ワインに見られる傾向とのこと。そしていろいろ原因を検索して行くと、最後にたどり着いた可能性は、塩素処理だったコルクが、今は過酸化処理に変わったていること。それによってコルクの酸素透過性が高くなった可能性があると言う。それが事実ならば、2000以降の白ワインも変わらないのかもしれない。
どちらにしても僕は、熟成しすぎた白は好きではない。やっぱり果実感がしっかりありフレッシュな方が好きである。と言うことは、白のストックに気をつけながらどんどん飲んで行かないといけない。
この暑い夏にできるだけ消費してしまいたいのだが。あまり暑いと熟成した白は合わないのだが。
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