
香り カシス、スパイス、シガー、やや緑がかった杉のハーブ
味わい 柔らかな奇麗な果実感、酸もあり、やや喉を渇かすタンニンが最初から最後まである。余韻も長め。
ブラインドでだされた。また外れた。80年代のオーブリオンのセカンドと言った。
またも、ラフィットが外れた。実際に本当にラフィットが美味しいと思えたことはあまりない。これは、いつも言っているが、"こんな高いラフィットが、本当に美味しいと思ったら買いたくなるし、本当に美味しくなくてよかった。"と言っている。ただの負け惜しみ。まだまだラフィットの良さを感じる感覚をまだ持っていない。
94のラ・ガフリエールをブラインドで出してから、94の水平飲みになった。この後、リッヂ、パヴィヨンルージュが94の飲み比べででた。またもやクレージーなワイン会となった。
1994 90点 パーカー ボルドー4版
ほぼ100%カベルネ・ソーヴィニョンでつくられた、この暗いルビー/紫色をしたワインは、味わってみると強情なまでに内向的で、訴求力がなく、厳しく、渋い。たっぷりとした重みと実に見事な純粋さがあり、草っぽさや未熟な果実味はないのだが、グラスの中でなだめすかされるのを拒絶するような個性のワインなのだ。1994年のラフィットは風味の点では生硬でがっかりさせられるものとなるかもしれないが、香りはすばらしい要素がそろっている(これもまたカベルネ・ソーヴィニョンが主体となった1961年をしのばせるような気がする)。私もこのワインをあきらめるつもりはないのだが、購入した方はコルクを抜くまでにあと5年は待つつもりでいてほしい。
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テイスティング: 2011年7月 2日
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