Chambolle Musigny 1er Cru Les Hauts Doix Robert Groffie 1999 シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ゾードワ ロベール・グロフィエ

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CMLHDRG99.jpgグロフィエは、シャンボール・ミュジニー作り手としてヴォギュエ、ルーミエに次いで名高く、なかなか熟成したヴィンテージを手に入れるのは難しい。たまたま手に入れた1999がどれくらいの味わいかみたくて開けてみた。
外観;エッジに軽くオレンジのあるルビー色
香り 甘いスパイス、 アニス、オールスパイス、奥にすっと抜けるミントがある。上品なスミレ、果実;ミルティーユ、フクザクな香りである
味わい; やわからな酸と甘みがあり、やや熟成した果実が口の中に溢れる。その後、甘さと酸味がバランスよく口の中に広がりながら余韻となる。
やっぱり味わいは、ふくよかなアムルーズである。香りには、スーッと抜ける森林の香りはあまりないのだが。
1999なのに、開けてから味わいはすぐに開いたが、1時間以上も香りが開くのにかかった。まだまだ熟成できる。今開けるなら、抜栓は1時間前に。
クライブ・コーツには、レ・ゾードワについては、アムルーズの隣接した畑で、アムルーズよりは、フィネスがないが、よく似ていると。特にグロフィエのはいい例であると書かれている。
ロベール・グロフィエ
モレ・サン・ドニを拠点としロベール・グロフィエが息子のセルジュと ともに運営するするドメーヌ。7ヘクタールの地所はジュヴレイとシャンボール村にあり、特級はシャンベルタン=クロ・ド・ベーズとボンヌ=マール、それにシャンボール村の三つの1級畑、ジュヴレイ村名畑にACブルゴーニュ。一級畑のレ・ザムルーズは1.15haと最大の面積を所有。色が濃く、力強いが、柔らかく、しなやかさも同時に兼ね備えるのがグロフィエのスタイル。
ぶどうは一部有機農法も取り入れての栽培。低収量。開放槽での発酵は35℃と、高温発酵。ピジャージュもする。
樽熟成は特級およびシャンボル村の1級、アムルーズに関しては新樽を高い比率で用い、それら以外の銘柄は1年樽を使用。清澄と濾過もヴィンテージ、銘柄によって使いわける。
テイスティング: 2011年8月30日
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