外観 エッジにオレンジがかかった濃いルビー色
香り アニス、シナモン、ミネラル、黒胡椒、豊かな土の香り、ドライフルーツ
味わい 口の中に含むと奇麗な酸がある。酸とアルコールのバランスも良い。98にしては、タンニンの強さがこなれていて、そして酸もそれほど強さを見せない。果実のしっかりした味わいがあり、その後の余韻も長い。タンニンもあるのだが中身の充実度がその強さを和らげている。何と言っても後味にうまいが豊富。これはうまくてどんどん飲めてしまう。
クロ・デ・ランブレイ
いろいろ紆余曲折があったが、Thierry Brouinがこのドメーヌの管理を任せられてから徐々に品質を上げて、特級らしい品質になった。ここの特徴は、非除梗である。Thierryによると、梗があると、葡萄の房同士の密接な接触を妨げて、葡萄からの果汁の流出を促し、空気のなかれもよく発酵の温度を下げてくれると考えている。
当然非除梗なので、天候のよいヴィンテージが良いのが間違いない。
大きな地図で見る
テイスティング: 2011年12月 7日
コメント