Chateau Angélus 1989 シャトー アンジェリュス

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外観 エッジにオレンジがあるガーネット色
香り 甘い果実が溢れる。熟れた果実が広がる。花の香り。土、スパイス
味わい あまり柔らかな果実の味わいが広がり、滑らかな舌触りとタンニンスパイス感が余韻となって長く続く。
シャトー・アンジェリュス http://www.chateau-angelus.com/ このサイトから醸造、収穫、ヴィンテージなどの情報が得られる。
ミシェル・ロランがコンサルトに入って名を挙げたシャトーの代表と言って良いだろう。100%新樽のバリックで熟成、早くから飲め、凝縮して豊かでしなやか、果実が豊富なスタイルである。低収量、より完熟したぶどうの収穫。ブルゴーニュのようなワインの製法を使っている。 低温浸漬、樽内でのMLF、澱の上のでのワインの熟成。
1989 パーカーポイント 96 ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
偉大なアンジェリュスとも言えるワインで、才能豊かなユベール・ド・ブーアール似よって作られた最良の2,3のヴィンテージのうちの1つと言える。未だに若々しく、縁いっぱいまで濃いルビー/紫色をしており、とけた甘草やクレーム・ド・カシス、タプナードペースト、西洋杉、スパイス箱、ヴァニラなどが混ざり合った甘いノーズを感じる。非常にフルボディで、豪勢で、かつ豊かな、このヴィンテージの素晴らしい評判を証明するワインだ。極めて厚みのあるこのワインは今でも飲めるが、少なくとも向こう10-15年はセラーで寝かせておけるだろう。予想される飲み頃現在〜2015年。
1989年
熟期の早さ、豊かさ、見事な成熟度が特筆できるヴィンテージです。
収穫は、例年より3週間以上も早く行われています。
生き生きとした色調、極めて印象的な複雑な芳香、スパイス、タバコ、甘草のニュアンス。力強さとバランスが完璧に融合した豊饒で豊かなワイン。
飲み頃:2020年まで
アンジェリュスはマゼラ・ヴァレーにあり、ブドウはその下方斜面の石灰質の粘土質ロームと、粘土が砂に入り混じった土壌に植えられている。畑全体が、完全に南に面している。
平均年間生産量:7万本
畑 面積:23.4ha、平均樹齢:30年、植樹密度:7000〜8000本/ha、平均収量:32hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは壁が二重になった小容量のステンレスとコンクリートの槽で3〜5週間。マロラクティックと18〜24ヶ月の熟成はオークの新樽で行う。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・フラン47%、カベルネ・ソーヴィニョン3%
所有者:ド・ブーアール・ド・ラフォレと息子たち
テイスティング: 2011年12月26日
My Rating(評価): 16/20
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