先日ブラインドワイン大会に出した。なかなか人気が高かったワイン。ただこれが自分が出したワインと当てることができなかった。思ったより熟成している。2002の1級は飲み頃に入っている。
家飲みではもったいないが、ゆっくり味わいたいと思って開けた。
外観 ややエッジにオレンジが入ったルビー色
香り やや赤い果実よりもドライフィグに近い香り、豊かなスパイスアニス、シナモン、クローブ、ミント、なめし革、そして揮発酸がきれいに入っている。揮発酸は、焦げた樽の香りとが混ざって、なにかジャィエのようなというのは言い過ぎだが。
味わい 甘さも感じるような柔らかいアタック、その後口の中に広がるのは奇麗な酸に包まれた柔らかなタンニン、余韻も奇麗で細かなタンニンがミネラルとともに終わる。
これは、大変コスパのいいワイン。エチケットからもわかるが、うまくヴィンテージがはれていない。でもモレの1級の02が3千円台で買えるなんて驚きである。
テイスティング: 2012年1月26日
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