外観 エッジにオレンジがかかった薄いガーネット色
香り すごい豊かな香り、よく香っている。 ドライフラワー、ドライフルーツ、スパイス(アニス、クローブ)、ミント上品なブルゴーニュのピノと間違えてしまう程である。こちらの方が香りの出方が豊かである。
味わい、 ドライな味わいの中に奇麗な酸とこなれたタンニンが口の中に広がる。やさしいのどごしで強いアルコール感を感じない。後半の力強さ、液体の濃さがピノ・のワールでにはない、力強さがある。確かに歯茎にはタンニンを感じるのだが、ぎすぎすしていなく良くこなれた感じである。ボトルの底の方はやっぱりネッビオーロと感じるタンニンがある。
バランスがよくとれたバルバレスコである。
プロデュットーリ・デル・バルバレスコ の紹介
プロデュットーリ・デル・バルバレスコは所謂、協同組合であり、イタリアで最も権威あるガイド・ブック『ガンベロ・ロッソ』で最高評価の「トレ・ビッキエーリ」を獲得したこともある実力派です。56人所属の組合員が育てた葡萄をひとつにまとめ上げるのは、並大抵のことではありません。彼らは極めて真面目にワイン造りに取り組んでおり、それはクリュ・ワインの生産量が、15,000本に限られていることからも明らかでしょう。バルバレスコの畑の中でも最高の畑を所有し、ミクロクリマ(微小気候)の恩恵にあずかっているのです。DOCG バルバレスコの使用品種ネッビオーロは最もすばらしい場所でのみ栽培され、土質、日照、そして労働者の努力という3要素があいまって、常に魔法のようなバルバレスコのワインを生み出しているのです。
テイスティング: 2012年1月26日
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