友人から飲ましてもらったワインである。ドメーヌ ルロワのシャンベルタンが飲めるなんて得難いチャンスである。市場にもほとんど残っていないし、1本20万位するだろう。
外観 エッジにオレンジがかかったルビー色 やや濁っている
香り なにかくすんだ香り、期待した華やかな果実、花などの香りが出てこない。
味わい 奇麗な果実味がある、優しい味わいである。それほど余韻は長めでない。
シャンベルタンを飲んでいるような力強い味わいがない。これがルロワのエレガントかと言われるとそうではない。もっと美味しいはずである。
こういうのを飲むとやっぱりルロワは買わなくていいいと思ってしまう。ただ本来のワインの力を発揮しているとは思えない。後日、ワインの先生に感じた事を言うと、おそらく熱劣化している可能性が高いと言われた。まことにワインは難しいということ。こんな高いワインは、しっかりしたプロの管理するワインセラーに保管していなくてはいけないだろう。ただ、購入した時点でもうワインの状態が悪くなっていてはもうどうしてもだめである。
ドメーヌ ルロワ
ルロワのシャンベルタンの畑の面積は、0.5haと広くはない。
厳格なヴィオディナミの農法で行われるぶどう畑では、それぞれのクロで、台木がその特有の個性とその土地らしさを表現していなければならない。吸枝(根元などから出る不要な枝)の除去と余分な未熟ブドウのを頑に守っています。収穫時は、厳格な選別を行い、非除梗。より長い浸漬を木製の発酵槽で行っている。
テイスティング: 2012年4月29日
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