Morey Saint Denis Clos des Ormes premier cru Georges Lignier 2004 モレ・サン・ドニ クロ・デ・ゾルム ジョルジュ・リニエ

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外観 オレンジがエッジに強く入った、ガーネット色
香り ストロベリージャム、しおれた薔薇、ラズベリー、クローブ、なめし革
味わい、 柔らかく少し甘さを感じる 口の中には、香り成分を口の中でも強く感じる。赤い果実も感じられる。余韻は中等度、
2004年の特級以外のブルゴーニュは、今が飲み頃である。香りが素晴らしい。やや凝縮感がないのでやわらかいアルコール感も強く出ている。しかし飲むと軽くて味わいに物足りなさがついて回る。
すこし優しめの日本料理、京料理などにあわせて飲むといいんじゃないかな。
クライブ・コーツによると彼の作るワインには、ばらつきが多すぎると指摘している。ただクロ・デ・ゾルムについては、今まで飲んだ中では、安定感があるような気がするのだが。
クロ・デ・ゾルムは、クロ・ド・ラ・ロッシュと道を隔てて隣接している
完全除梗、3~5日低温浸漬の後、開放漕で4,5日間の34℃まで温度を上げて野生酵母のみで発酵、さらに3,4日醸しを行います。その後、オーク樽で18ヶ月間成熟、新樽比率はグラン・クリュで50%、プルミエ・クリュで30%使用します。樽香は控えめながら、果実のアロマに革やチョコレートの複雑な風味を与えています。
7~8年で飲み頃になりますが、15年以上の熟成をさせるとブーケが強くなる伝統的なブルゴーニュ・タイプです。
テイスティング: 2012年5月 9日
My Rating(評価): 14/20
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