外観 やや濃いレモン・イエロー,泡はだちは穏やかでやわらか
香り ブリオッシュ、柑橘系のかおり、少し甘い果実も感じる
味わい 爽やかな果実味が広がる。泡もあるが液体の果実の強さをかんじる。すっきりとした余韻。余韻も長め。
ミレジムにしては、冷やしてすっきりと飲める。温度が上がるとややブリオッシュが強く感じる本来のシャンパンの香りがする。ワイン自体の果実の豊かさがあるのですこし温度が上がり目でも美味しく飲める。ただ果実の豊かさの割にすっきりした美しさがあるので夏の暑い時期にも美味しく飲めてしまう。
ミレジムは、アンボネイのブドウのみ、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
アルコール12.5%
デゴルジュマン 75ヶ月
レコルタン・マニピュランのなかで、エグリ・ウーリエはトップの生産者であり、ピノ・ノワール主体のタイプではエグリ・ウーリエ、シャルドネ主体ではジャック・セロスと言われる程である。
エグリ・ウーリエは、ピノ・ノワールで名高いグランクリュのアンボネイに本拠を置く栽培農家。所有する12ヘクタールのうち、アンボネイは8ヘクタールで、残りはブジーとヴェルズネイ。妻の実家のブリニーに2ヘクタールのピノ・ムニエも有する。ブドウの比率はピノ・ノワール70%、シャルドネ30%である。 ワインの製法も最新式のコカール社の水平式の圧搾機を使用しできるだけ果汁が酸化しないように満遍なく絞れるようにしている。また木樽は、1996年からドミニク・ローランのマジックカスクを使用している。焼きの基本はミディアム・トーストである。
テイスティング: 2012年8月 7日
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