Nuits Saint Georges 1er Cru Les Saint Georges Thibault Liger-Belair 1990 ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・レ・サンジョルジュ ティボー・リジェ・ベレール

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外観 エッジにオレンジが入り、奇麗なグラデーションが入ったルビー色
香り アニス、シナモン、コリアンダー、ドライフラワー、ドライフィグ、熟した赤い果実、スーボワ、鉄分、振ると柔らかな焦げた茸、深い大地のの香り。白い胡椒
味わい 柔らかな甘さと酸のバランスが素晴らしい。 口の中に熟成した柔らかい果実がすっと口の中に広がる。余韻には甘い果実と奇麗な酸のバランスがよくそしてミネラルと細かなタンニンが広がる。しその味わいが広がる。そして果実が強く感じられるようになる。細かなタンニンもある。
やっぱり1990は偉大な年である。この豊富な果実がいつまでも消えないである。
このワインは、最後のピークにさしかかっている。これ以上待つと奇麗な果実感が枯れてしまいそうである。
ニュイ・サン・ジョルジュ(マット・クレイマー ブルゴーニュのワインがわかるより)
よいニュイ・サン・ジョルジュは、村名格のワインでさえも若いうちはいかつい味がする。つまりタンニンが強くて頑丈で、こってりと濃厚だが柔らかみがない。モレ・サン・ドニのしなやかさも、ヴォーヌ・ロマネのきらびやかさもニュイ・サン・ジョルジュの取り柄ではない。が、しっかりした体格の大柄のワインだから熟成させるのによく、二つとない土地の個性があらわれるときは、辛抱した甲斐がある。熟成を重ねたニュイ・サン・ジョルジュで、しかも1級畑のものであれば、目から鱗の落ちる思いがする。そう言うワインを口にして、いつもこんなブルゴーニュだったらいいのに、って思っていたんだ。と声を上げる人は少なくない。
レ・サンジョルジュ 
この畑は、さしずめニュイ・サン・ジョルジュのグラン・クリュといえるだろう。コート・ドールを代表するぶどう畑の例にもれず、すべてを十全にそなえた素晴らしさがある。濃厚、濃密な味わいはきついほどで、実に深いが、同時に見事な精妙さを見せる。ニュイ・サン・ジョルジュではもっとも長命なワインである
テイスティング: 2012年9月23日
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