外観 すこしエッジにオレンジのあるルビー色
香り 最初から甘みのある香りがする。やはり2004年である。ヴォーヌ・ロマネの１級ですら開けてからすぐに開いている。やっぱりヴォーヌ・ロマネの妖艶さはある。その後、スパイスがあふれるように香る。ナツメグ、コリアンダー、シナモンなど。そして赤い果実もある。それほど強くはない。焦げた樽の香り、茸、粘土質、鉄分、マンガンなどを感じる。
味わい すこし甘さを感じる、果実のフレッシュさと熟した甘さが口の中に広がる。酸は奇麗である。タンニンもこなれており、ヴォリューム感はないが、さっぱりした味わいがある。余韻には、ミネラル、スパイス、香りがながく口の中に残る。
ジャン・タルディはメオ・カミュゼと分益耕作契約している。ヴォーヌ・ロマネ・ショームで生産されるぶどうの約50パーセントをメオ・カミュゼに納めている。分益耕作契約は2007年まできれいている。
果実は除梗し、野生酵母のみで自然と発酵させ、30°まで上げる。かなりの割合で新樽を使用する。
レ・ショーム
マルコンソールの南の下斜面にレ・ショームがあります。斜面はよりなだらかで、表土は、より深く、肥沃です。その土の構成は、粘土質と 堆積層でできています。結果としてやや深み、個性、スタイルに欠けます。
テイスティング: 2012年10月26日
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