外観 淡いオレンジがかかり、すこし濁りのあるルビー色
香り 果実、赤い果実、ハーブ、すっとした、そして還元臭。
何故か奇麗な果実を感じるのに、まだ還元もある。その後1−2時間後 さまざまなハーブ
アニス、シナモン、ナツメグ、白胡椒を感じる。しかしシャンベルタンほどの全体的に力強い香りはない。
味わい フレッシュな果実の酸味と甘みを感じる。奇麗な液体である。柔らかな味わいがあり余韻に旨味を感じる。余韻の強さ,長さはシャンベルタンにしては控えめ。
すこし動かしたっけと思うほど、ワインは濁っている。ノンフィルターだった。このワインの酒質はそれほど強い抽出がなくて好みの味である。それほどシャンベルタンという特級の強さを感じないのだが。楽天で買った値段がただ8940円だったので、価格的にパーフォーマンスが高い。
ドメーヌ・トルトショでは、以下のようにブドウ栽培を行っています。
枝毎に7〜8芽を残し剪定、しっかり摘房。 農薬は不使用、害虫駆除には必要な場合のみ天敵を使用。 ブドウの成熟を厳しくチェックして収穫。 収穫されたブドウは100%除梗後丁寧に破砕、4,5日間の低温浸漬を経て32ー35℃に制御された開放漕で12〜15日間醸造します。クリュによって25%〜100%新樽を使用、マロラクティック発酵は18〜24ヶ月間樽中でゆっくり行います
トルトショのサイト、http://www.tortochot.com
高い一流の1級を買うか、安い2流のグランクリュを買うか。これがいつも変わらぬ問題である。一度飲んでしまえば、どちらか判断つくのであるが。
このドメーヌものは、ある楽天ショップであまりに安かったので(8940円)、なかなかシャンベルタンを味わうことが出来ないから衝動で買ってしまった。これはこれなりに美味しいのだが、この味わい,香りがシャンベルタンとは思えないのだが。でもまだまだワインの奥が深く明らかなテロワールが出ているのかもしれない。
テイスティング: 2012年11月23日
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