La Romanée 1998 ラ・ロマネ

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外観 濃いルビー色
香り 閉じ気味、まだまだ香りは強くないが上品なスミレなどの花、赤い果実と黒い果実、アニス、シナモン、大地の香りなどがする
味わい 柔らかい酸 ややタンニンの強さもまだ感じる。液体に強いパワーを感じないが、上品な柔らかさを感じる。余韻に柔らかい液体の甘さ、細かなタンニンなどを感じる。
このワインはまだまだ固かった。酸とタンニンが強い1998年という年も関係しているのかもしれない。ただ香ってくる香りは上品である。おそらくこのワインがピークに達したときはもっとうっとりするんだろうなと思ってしまう。
だれもが、ロマネ・コンティとラ・ロマネと違いはどこからくるんだろうと思っている。確かに作り手によるところが大きいんだろう。
資料から ロマネ・コンティの畑の広さは1.8haで平均収穫量は45hlである。1ha当たりの収量は、25hl弱である。ところが、ラ・ロマネは、畑の広さが、0.85haで、平均収穫量は、31hlである。1ha当たりの収量は36hl強である。つまりロマネ・コンティは確かに低収量を厳しく守っているからこそあの品質の高さがあるも一つの要因だろう。ラ・ロマネも今後このように作られるならロマネ・コンティにひけを取らない品質になるかもれいない。当然ながら2002年からのこのワインの高騰はしかたがないが、もしかしたらロマネ・コンティにひけを取らないほどの品質になっているなら、お値打ちであると言うことになるかもしれない。
ラ・ロマネ the Wine of Burgundy クライブ・コーツから
フランスで一番小さいアペラシオンである。ロマネ・コンティのすぐ上の斜面にある。標高は、275mから300mで、その斜度はややロマネ・コンティよりも険しく9度くらい
土壌の構成はロマネ・コンティと同じで、limono-argileuxで、崩れやすいプリモー石灰岩の上に、小石が混じった砂質粘土層でできており、表土の深さはやや浅い。
ロマネ・コンティと違うか? これが最高なときは、同じように香りが立つのだが。若いうちは固く、よく熟成してもやや控えめな要素が残る。しかしながら、間違いなく、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの一つであり、2002年からはより気品が高まり、今ではブルゴーニュを代表する真の偉大なワインの一つになった。
ラ・ロマネ ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマーから
常にロマネ・コンティのほうが香り高く、強い芳香を放つのに対し、ロマネは(ことに若いうちは)固くてうちとけない。こうなるわけがテロワールにそむいたワイン作りのせいなのかどうかは、にわかに確かめがたい。とは言えロマネがブルゴーニュを代表する赤で、いつでも考慮に値するワインであることは間違いない。
テイスティング: 2012年12月27日
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