Nonnenberg Georg Breuer 2010 ノンネンベルグ ゲオルグ・ブロイヤー
外観 やや薄めのレモン・イエロー
香り 白い花、ペトロール、柑橘、強いミネラルの香り
味わい 最初からヴォリュームのある果実感、強いミネラル、切れのある酸、軽い残糖が口の中に溢れる。余韻も非常に長い。なんというポテンシャルだろう。その後も緻密に詰まった果実とミネラルが、この液体の厚みをどんどん訴えてくる。まだ硬めであるが、十分美味しく飲める。そしてこれほどミネラルの多いリースリングを飲んだことがない。シュヴァリエ・モンラッシュのミネラル、果実感と同じように思えるほど。
このワイン一体どれくらいもつのだろうか。なみのシャルドネの特級の倍以上の熟成能力がありそうだ。驚きのワインだ。
アルコール度数12%
ドイツのワイン法とは全く関係ないラベル表記である。このゲオルグ・ブロイヤーの良さがわかった人にだけ選ばれる特級シリーズのワインである。
ラウエンタール村のノンネンベルクも昔は特級の格付けだったらしい。現在ドイツには特級などと言う格付けはない。
ゲオルグ・ブロイヤーのサイトhttp://www.georg-breuer.com
テイスティング: 2013年6月14日
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