レストランまた飲み会への当日ワインの持ち込みの注意点

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レストランまた飲み会への当日ワインの持ち込みの注意点

シャンパーニュ、白ワインは比較的問題ないのだが。白ワインでもできたら持ち込んだ後にしばらく静かに清置させた方がよいし、できらだけ揺らさず運んだ方が良いのだが。赤ワインで、特に澱の多いものや、年代物の赤ワインは当日持ち込みすべきでない。シャンパーニュなどは、最初にみんなで飲むのであれば、家で冷やしておいて保冷しながら運んだ方がよい。そうでないと、飲み頃の温度に冷やすまでにかなり時間がかかってしまう。ワインの種類においては、料理にもよるが、幹事は前もって参加者の中で調節して、白ワインや赤ワインのどちらかに偏らない様にすべきである。

これは、ワインをよく知っている人でも良くすることなんだが、高級赤ワインでは当日持ち込みは絶対やっていは行けないことである。ワインの美味しさが、半分以上に減ってしまう。特に熟成ワインは、破壊的な行為である。タンニンの少ないワイン、若いワインはそれほど影響はしない。ただ揺らせば揺らすほど、難しい話だが、液体の分子結合が崩れて尖った味わいやアルコールが暴れている味わいになってしまう。今までの経験からは、赤ワインの熟成したワインの繊細な香りが強く香らないだけでなく、タンニンの青臭い香りが目立つようになる。味わいにも渋みがまし、後味にタンニンが目立つようになる。そしてアルコールが暴れている。まとまった味わいになっていない。

ということで熟成した赤ワイン、高級赤ワインは前もって(出来たら1週間ぐらい前に)レストランに届けておくのがいい。どうしてもその日にと言うことなら、あらかじめ立ててあった赤いワインできるだけ揺らさずにタクシーで運ぶしかないだろう。

当日と言わずレストランや居酒屋にワインを持ち込むときの礼儀があるのだが。

当然レストランや居酒屋にワインを持ち込む場合では、そのお店の格で持ち込むワインを決めないといけない。レストランのワインがあまりに高いから安いワインで飲みたいからと行って1本1000-2000円のワインを持っていくと驚かれる。これは悪い意味で。だって持ち込み料が3000円する所もあるんだから。高級レストランに持ち込むんだったら、これがこの料理に合わせたかったからこのワインを持ってきたような感じで説明できる方がずっと好感が持たれる。

当然ソムリエさんやシェフに1杯くらいさし上げる気遣いは必要。

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