Château Trotatnoy 1990 シャトー トロタノワ
外観 濃いガーネット色
香り 閉じている プルーン、完熟した果実、甘いスパイス、土の香り
味わい 液体の濃さを感じる、少し甘みのある液体。酸はやや控えめ。凝縮した果実、柔らかなタンニンなど感じる。余韻は長い。味わいもまだまだ閉じていて、力強さを感じる。まだまだ飲み頃になっていない。できたら早めの抜栓かデキャンタをしたほうがよいのだが。
こうしたパワーのある良いビンテージのワインは早めに抜栓したほうがもっと香るし、味もひらくだのが。僕のワインでないし、勢いで開いてしまうので抜栓直後に飲んでしまう。誠にもったいのだが。しかたない僕のワインじゃないし。
ぶどう;メルロ90% カベルネ・フラン10%
ボルドー4版 パーカーより
トロタノワは1970年以前は俊逸であったが、1980年代から1990年代初めてにかけて困難な時期を迎え、この時期のワインは過去のものよりずっと軽くなった。しかし、1995年には見事な復活を遂げそれ以降は連続して上質なワインを生み出し続けている。畑の立地は格別で、大成功を収めたトロタノワは、ペトリュスと楽に肩を並べるできである。
1990 90
非常に成長しているし、兄貴分(ペトリュス)より遥かに熟成している。暗いプラム色をしたこのワインは、既に縁に琥珀色を見せている。外交的な、甘いワインで、甘酸っぱいチェリーの果実と混ざり合ったほのかんあハーブ、甘草、イチジク、土を思わせる。ミディアムボディで、果実味は甘く、酸は弱く、とてもよい層をなすフィニッシュがある、すべてを勘案すると非常にエレガントで、控えめなトロタノワは、傑出しているが、このヴィンテージの最良のポムロールにははるかに遅れをとっている。
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