Beaulolais-Villages Le Rang du Merle Jean-Claude Lapalu 2004 ボジョレー・ヴィラージュ ラン・デュ・メルル ジャン・クロード・ラパリュ
外観 レンガ色、ややオレンジがかったやや薄いガーネット色、粘性は中程度
香り ミネラル(ハーブが焦げたような)、しおれたバラ、甘草、甘いリキュール、わずかに赤い果実、紅茶
味わい タンニンが溶け込んだ粘性のある液体。すこしアルコール感を感じる。酸は中等度、少し甘さを感じるが、ドライ、熟成した甘いリキュールのようなフレイバーに溢れた、タンニンは控えめ。余韻は中等度
アルコール度数13%
もうボジョレーは飲み頃を過ぎているだろうな思って恐る恐る開けたボトルである。2004年のボジョレーヴィラージュである。ガメイはそれほど熟成が期待できるぶどう品種ではないが、ガメイがうまく熟成するとバローロのような香りを持ちながら、タンニンが控えめな魅力あるワインになる。確かに熟成してもピノ・ノワールに近いニュアンスを持つ。テロワールが少し違う気がする。それは花崗岩からくるものだろうか。イタリアに近い香りがするのもそれだからか?
ラン・デュ・メルル とは、クロツヅミが来て真っ先に食べてしまうほど、この区画のぶどうが美味しいと言うことで名が付けられています。
そのたった3畝のぶどうを、通常の収穫時期より5週間も遅く、過熟状態になった状態まで、ジ?ックリ熟成させてから収穫し、醸造したのが、このワイン。
新樽を50%使用している。完熟した力強いブドウを使っている為、樽香などのニュアンスは、殆ど感じられない。
テイスティング: 2013年9月 4日
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