Chassagne-Montrachet Premier Les Chaumées Philippe Colin 2005 シャサーニュ・モンラッシェ プレミエクリュ フィリップ・コラン
外観 ほぼイエローからゴールド
香り 新樽、柑橘、パイン、黄桃、ヴァニラ、ナッツ、ミネラルなど
味わい しっかりした酸、豊かな果実、ミネラルがしっかり感じられる。豊かな果実が口の中に広がり、余韻も長くミネラルと豊かな果実を感じる。
ショーメは、ミシェル・コラン・ドルジェの時代から評価されている区画である。シャサーニュの1級の中では、一番斜面の高い所にあり、ワインの特徴もmost racy(生き生きとした)である。
2005年は天候がよく、葡萄もよく熟した豊かな味わいのものが多いのだがこのショーメにはしっかりした酸がある果実味も豊かでバランスの良いワインになっている。おそらくショーメは天候の良い年の方が美味しいのだろう。
ドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランが2003年に引退し、ふたりの息子、フィリップとブリュノはそれぞれ独立。
長男のフィリップは父ミシェルの新しい醸造施設を引き継ぎ、醸造家のジェラルディーヌ・ゴデを右腕としてブドウ栽培とワイン醸造に従事している。
白ワインの醸造は、アルコール発酵をステンレスタンクで始め、半分くらいまで発酵が進んだところでオーク樽に移す。熟成期間は12〜15ヶ月。近年は228Lのブルゴーニュ樽のみではなく、400〜500Lの中樽も使い、樽香に支配されるのを避ける傾向にある。パワフルさよりもむしろエレガントなスタイル。
テイスティング: 2013年11月 3日
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