Chateau l'Evangile 1994 シャトー・レヴァンジル

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

chaLEvan1994tw.jpgChateau l'Evangile 1994 シャトー・レヴァンジル

外観 濃いめのガーネット 粘性は豊か
香り カヴェルネの未熟香がやや目立つ、甘いフルーツ、シガー、スーボア、ナツメグ、シナモンなど
味わい 膨よかな液体、酸も程よくあり、凝縮感もある。タンニンはこなれてシルキー。余韻も長め。

1994のレヴァンジルは、以外と美味しい。パーカーには点数がなかったのだが。飲めばわかるのだが上品なボルドーのワインである。

レヴァンジルは常にこのアペラシオンの星であるが、近年のロートシルト家(ラフィット)の所有のもとで、さらによくなっており、品質的にはペトリュスやラフルールに比肩する。この格別のワインは、その豪奢なコクと豪勢さに、テロワールをとてつもなくくっきりと体現させている。私が述べたい唯一の批判は、特定のヴィンテージにおいて清澄と濾過がこのワインの別格の豊かさを奪っていると言う概念である。残念なことに価格は品質の上昇を追いかけている。しかしその価値はある。

平均年間生産量:3500?4000ケース
畑 面積:14ha
平均樹齢:40年
植樹密度:6000本/ha
平均収量:40hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスとコンクリートのタンクで25?30日間。
槽内マロラクティック後の熟成は新樽80%で18ヶ月。必要なら清澄や濾過も行う。
ブドウ品種:メルロー75%、カベルネ・フラン25%
所有者:ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)
これは1年前に飲んでいる。その時のコメントと比較するとそれほど印象が変わっていないのがわかる。コメント的にはどうだろうか?1年の進歩が会っただろうかは不明だ。

テイスティング: 2013年9月29日
My Rating(評価): 15/20
アクセス数:42