Volnay Premier Cru Georges Lignier 2002 ヴォルネイ プレミエクリュ ジョルジュ・リニエ
外観 オレンジが少しエッジにかかったやや濃いめのルビー色、粘性は中程度
香り 抜栓直後は閉じ気味、芳香性は高く、新樽のヴァニラ、アニス、シナモン、ナツメグの香り、スミレの花、フレッシュな赤い果実、軽いメントールの香り。もう少し時間が経つと華やかな赤い果実の香りがよく香るようになった。軽い鉄の香り、なめし革。
味わい 柔らかでフレッシュな酸に赤い果実を感じる。少し甘さを感じる熟成感、フレッシュな果実の味わい、新樽によるコクが広がる。中盤後半に細かなタンニンを感じる。フレッシュな果実と酸など総てのバランスが良い。余韻は長くドライなミネラルと奇麗な酸が長く残る。
Volnayはリニエの妻の畑で、4ヶ所の区画のブレンドで造られる。区画名はカレル・ス・ラ・シャペル、ロンスベ、ロバルデル、リューレ。これらの畑は連続しているが、ドウロで間隔が50mほど隔てられている。
13℃で3?5日間の低温浸漬
野生酵母のみを使用、
開放式のセメントタンクでのアルコール発酵と醸し期間をあわせて2週間以上プルミエクリュで30%、グランクリュでも50%の新樽を使用
18ヶ月熟成
しっかりろ過処理を行い瓶詰め
テイスティング: 2013年10月 4日
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