Chateau Monbousquet 2009 シャトー モンブスケ
外観 エッジに紫が残る非常に濃いガーネット色
香り まだまだ還元状態。香りは控えめである。プルーン、熟成したフルーツ、カシスなど
味わい 果実がつまったどろりとした液体を感じる。まだまだ強いフレイバーがひろがってくるほどではないが、非常に熟した果実、こなれたタンニンなどを感じる。余韻は長く液体の強さを感じさせる。
いつも濃くて閉じている印象。これは、2009年で完熟した果実の感じが味わいにあり、今でも果実感があり飲める。しかしニューワールド的な作りで僕の好みではない。
1990年代にケール家は、スパーマーケット業界で財産を築いたジェラール・ペルスにモンブスケを売却した。ペルスはすぐにセラーを刷新し、ミシェル・ロランを醸造コンサルタントとして招き、ワイン作りに乗り出した。現在では、ここのワインはサン・テミリオンで最も凝縮感のある、うっとりさせられるワインとなっている。
メルロ 60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニョン10%
テイスティング: 2013年8月17日
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