Clos Vougeot Daniel Rion 1993 クロ・ヴージョ ダニエル・リオン
外観 すこしエッジにオレンジがある、少し濁りがあるルビー色 粘性がある
香り アニス、ミントのようなスットする香り、鉄の香り、土の香り、なにか畑の土を掘りおこした時に香るかおり、ドライフラワー、奥の方に赤い果実がすこし、酸が効いた香りなど
味わい 柔らかで複雑な味わいがひろがる、中盤に果実の豊かさを示す豊かなタンニンの膨らみがあり、酸はやや強め、後味に旨味を中道と感じ、酸とタンニンが強めに感じる。余韻は長い。すこし粗めのタンニンが余韻に残る。
1990年のヴェルベットのテキスチュアーと豊かさ、1989年のフルーツ感、1988年の酸があると言われる1993年のワインである。収穫量は少なかった。
クライブ・コーツではこのダニエル・リオンは16/20である。少し濁っているとは書かれている。ただ、クライブ・コーツのこの年のクロ・ド・ヴージョの中では点数は低い方である。この年は醸造行程で失敗したのかもしれない。ややタンニンが強く感じられるから。
ダニエル・リオンのクロ・ヴージョは少しタンニンが強く感じられる年と非常にバランスが良い年に別れる。どうしてもクロ・ド・ヴージョの下の方の斜面だからかもしれないが。
エチケット簡単にボトルから外れてしまった。ブルゴーニュのワインの古いのこんなこともよくある。
テイスティング: 2013年12月24日
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