sipping wine

Corton Morey-Blanc 2001 コルトン モレ・ブラン

外観　非常に淡いルビー色
香り　白胡椒などのミネラル、鉄、赤い果実、ハーブ、
味わい　非常に口当たりが柔らかい液体である。果実味はあるが非常に優しく感じる。優しい赤い果実を含んだような味わいである。タンニンは少なく、最後のフィニッシュのミネラルが強いため白ワインを飲んでいるような印象を受ける。余韻は長めだが、非常に柔らかく優しい。

これぞピエール・モレが作る赤ワインという感じ。非常にピュアで優しい味わいを大切にしている。優しい味わいなので日本食の方があうかもしれない。強い味の料理だとこのワインの良さがわからないかも。
グランクリュという点ではこれほど優しいと特級なのかと思うかもしれないが、そこが気負いのないピエール・モレが自分が美味しいと思うワインを作った気持ちが伝わってくるワインである。
ただ値段も安いのでこれで満足。
これはブレサンド、クロ・デュ・ロワ、ルナルドなどの南東の斜面のコルトンとは全く違う味わいだ。おそらくモレ・ブランがつくるコルトン・シャルルマーニュの畑に隣接したところにあるのかもしれない。
今が飲み頃である。コルトンの強さがないのでピークはそれほど長く続かないだろう。