Savigny-Lès-Beaune VV Ecard 2007 サヴィニ・レ・ボーヌ エカール

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SavleBeaVVEcar2007.jpgSavigny-Lès-Beaune VV Ecard 2007 サヴィニ・レ・ボーヌ エカール

外観 輝きのある奇麗なルビー色
香り やや深みのある華やかな花の香り、ミネラルの香り
味わい 奇麗な酸と赤い果実がきれいにとけ込んでいる液体である。酸はやや中等度以上あり、タンニンはこなれている。余韻に奇麗なミネラルの味わいとフレッシュな果実感が続く。

サヴィニ・レ・ボーヌの特徴は何だろうか、これは、ボーヌの特徴とペルナン・ヴェルジュレスの特徴を理解してからわかるのだろうか。
サヴィニ・レ・ボーヌはロワン川の谷まで、ボーヌ側とペルナン・ヴェルジュレス側に分けられ特徴が異なる。
それにしても香りが高いのはこの村の特徴だろうが。

Michel et Joanna Ecard
ミシェル・エ・ジョアンナ・エカール

マット・クレイマーからサヴィニー・レ・ボーヌの模範になるワインを作る生産者と言われたモーリス・エカールの息子がやっているドメーヌである。2006年、モーリスの引退を期に所有畑はモーリス・エカールの名の使用権とともにネゴシアンへ売却・貸与されることとなった。息子のミシェル・エカールが、2004年に妻のジョアンナとともに設立したミシェル・エ・ジョアンナ・エカールである。

化学薬品の使用を最小限に抑えたリュット・レゾネによる栽培。余分な芽や枝を取り除き、収量は最大40hl/haに抑える。

手作業で収穫後すぐに小さなかごにいれてブドウをセラーに運ぶ。ブドウを除梗・破砕後、自然酵母で発酵(ヴィンテージによっては茎を含めて発酵させる場合もある)。果実のフレッシュに焦点を当て、ワインをシルキーにエレガントに保つため、色調やタンニンの抽出はごく軽く行う。また、SO2の使用は最小限に抑えている。オークは補助的な要素で、新樽はピノ・ノワールの微細さには強すぎるという考えから、バリックは古樽のみを用いる。

テイスティング: 2014年2月26日
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