sipping wine

Chateau la Mission Haut Brion 1988 ラ・ミッション・オー・ブリオン

外観　すこしエッジにオレンジが入る濃いめのガーネット色
香り　複雑で上品なスパイスが豊かに香る。シガー、ミネラル、シダー、カシス、アニマル、完熟したフルーツ、ヴァニラ、ミント、シナモンなど。やっぱりバックにスモーキーな印象がでる。
味わい　複雑で滑らかで少し甘さを感じる美味しい液体である。熟した果実の味わいがある粘稠な液体が口の中に広がる。ビロードのテキスチュアーを感じさせるほど、厚みがあるタンニンがとけ込んでいる。余韻も非常に長く、ミネラル、細かなタンニン、スパイスが口の中に長く続く。

やっぱりこのワインは僕の好みだ。オー・ブリオンの高さから言えばこのワインはお値打ちだったのに、最近ではこのワインも非常に値上がりしてしまった。もっと安いときに買っておくべきだったと後悔。

1988　PP 90
非常に凝縮感があり、甘いのに、それでいて輪郭も美味しくはっきりしている1988年は、暗いプラム/ガーネット色をしており、縁はいくらか薄くなってきている。やや筋肉質で、土っぽい、クレオソート、日に焼けた土、深みのある、甘いブラックチェリー、コーヒー、ほのかなチョコレートの趣がある。噛みごたえがあり、濃厚だが、最も調和のとれたラ・ミッションとなることはあり得ない。ただし口の中がいっぱいになるような、しっかりしたワインである。　現在から2014年　最終試飲2002年9月

スタイル
常に強烈な豊かさがあり、フルボディで素晴らしいエキス分とたっぷりのタンニンがある。オーブリオンよりも常にはるかにリッチで力強いワインである。