Côte Rôtie La Landonne Guigal 2000 コート・ロティ ラ・ランドンヌ ギガル

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CotRotLaLandGui2000.jpgCôte Rôtie La Landonne Guigal 2000 コート・ロティ ラ・ランドンヌ ギガル

外観 濃いガーネット色
香り まだまだ閉じている。わずかにカシス、なめし革、甘草などが香る
味わい 奥深く柔らかな味わい、酸はやや控えめ、液体の凝縮感の成熟度があるのが伝わる。余韻も非常に長い。

かなり酔っぱらってから出されたワイン。甘い味わいでするすると入ってしまう。だけどここまでくると細かな分析ができない。残念。ギガル御三家の中でラ・ランドンヌだけが、シラーのみだ。ただ、このワインはやっぱり凝縮感のかたまりで、まだまだ僕の好みになるには15年以上かかりそうだ。
2000年は北部ローヌ(セプタントリオナル)としては、最近では2002年に次いで評価が悪い年である。酔っぱらっていたのだが、クリアの果実感が感じられなかったのもそのせいかもしれない。


パーカー 91点
ラ・ランドンヌ  パーカーのThe World's Wine Estates
ブラームスのようである。コート・ブリュヌの非常に厳しい斜面の区画で、非常に鉄分が多い土壌である。ワインは、非常に大きく凝縮感がある。このランドンヌは、ビオニエをブレンドしていないため、最も深い紫色をしている。時にはほとんど黒色と言ってもいいくらいである。非常に濃くがあり、力強い。コート・ロティのなかでは最もタニックなワインである。

ステンレスタンクを用いて、炭酸ガス置換を行いながらルモンタージュを行い、4週間の醸し発酵。新樽100%で40ヶ月の熟成。

ギガル社の名声を高めているのは、コート・ロティの3つのプレスティージュ・キュヴェ、ラ・ムーリーヌ、ラ・ランドンヌ、そしてラ・トゥルク別名ギガル御三家と呼ばれています。

最初に購入したラ・ムーリーヌは66年のミレジメから発表されたが、最上のコート・ ロティを形づくる2つの急斜面、コート・ブロンドとコート・ブリュヌのうち、前者 から生まれる。以前はドメーヌ・デルヴューが所有していた区画で、広さは1ha。 栽培されているのはシラー種89%、ヴィオニエ種11%の割合で、平均樹齢は75年に達する。

次が78年のミレジメから世に出たラ・ランドンヌ。ラ・ムーリーヌがあるコート・ブロンドに隣り合うコート・ブリュヌの斜面にある区画。10年以上をかけて、20弱の所有者に分割されていた区画をまとめ上げた。広さ2ha強に植えられているのはシラー種のみ。

そして最後に、ギガル三銃士の中で、最も美しく鮮やかなスーパースター、ラ・トゥルク。85年がファースト・リリースで4,000本ほどのワインが市場に出回った。ラ・ランドンヌと同じコート・ブリュヌに位置する1ha弱の区画で、93%のシラー種と7%のヴィオニエ種からなる。

ギガル(日本語) http://guigal.jp

インポーター ヴィノラム http://vinorum.jp

テイスティング: 2014年4月26日
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