ワインの餌付け師と真のワインラバー
ワインの餌付け師とは、高いワインを人に提供することで人気をとること。そして取り巻きを作ること。
困ったことに、こうしてワインに餌付された人たちは、どこへ行っても誰かに高いワインを飲ましてもらうのが当たり前と思ってしまうこと。それが、ワインを楽しく飲む方法だと勘違いしてしまっている。
たが実際に高いワインを飲ましている人はワインラバーでもなんでもない。ただ餌をばらまいて、もてはやされたいだけである。金がワインに変わっているだけだ。ワインの餌付けをしているだけである。餌付された人達は、いつも高いワインを飲みたいと大きな口をあげて、声をならしてワインくれーと叫んでいるのだ。
困ったことに、お金持ち、ワインラバーが、そうすることが当たり前だと思っているお店のソムリエ、スタッフが多いことにがっかりである。そして餌付けされた人々は誰にでも、ワインをたかる。それが当然のように。ただ、餌付けされた人も、いずれは自覚する。どうしてワインを飲ませもらっていたかを。いつまでもそれが続くことはないことを、いずれは分かるようになる。
本当のワインラバーは、誰も彼もにでもにワインを振舞わない。それに酔っぱらってからいいワインを飲まない。酔っぱらってから気は大きくなるので、ワインを提供しろ言われればそうしてしまうのだが。しかし朝起きてから、酔っぱらったときに飲んだワインを覚えていないことに気がついて、大反省しているのが真のワインラバーである。
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