Corton-Charlemagne Bonneau du Martray 2005 コルトン・シャルルマーニュ ボノー・デュ・マルトレ
外観 やや黄色みが強いレモンイエロー
香り 白桃、黄桃、黄色いリンゴなどがバランスよく混じり、トーンの高いスパイス、ミネラル、ナッツ、ヴァニラなど、香りは複雑でありながらフレッシュである。
2005のヴィンテージらしい果実の豊かさがありながら、ちゃんとコルトン・シャルルマーニュらしい強いミネラル香もある。
味わい 香りのイメージと同じく豊かな果実感が口の中に広がる。果実はピュアで、熟成している。酸はやや通年に比べれば低いがバランスよく豊かに感じられる。最後の余韻にしっかりとしたミネラルが感じられ、果実の豊かさとともにバランスよく最後まで味わいが続く。
2005年ヴィンテージらしいリッチな香りと味わいである。それでもコルトン・シャルルマーニュらしいシャープなミネラルと酸がありこのバランスの良さに魅了されてしまう。やっぱり白ワインは10年以上もしない前に飲むのがいいと思ってしまう。果実感がフレッシュに味わえるうちに飲んでしまいたい。
コルトン・シャルルマーニュ
コルトンの丘は三つの村からできている。ラドワ・セリニ(22.43 hectares)、アロス・コルトン(120.51)、ペルナン・ベルジュレス(17.26)。コルトン・シャルルマーニュは、その中のペルナン・ベルジュレスの全て、アロス・コルトンの48.57、ラドワ・セリニの6.05(total71.88)の範囲で生産ができる。
その中でもコルトンの丘の上部で、ペルナン・ベルジュレスの南西の畑から南のアロス・コルトンそしてラドワ・セリニを回る畑にシャルドネが植えられている。
上部の土地は、やや白色で、硬い石灰岩の上に粘土質が多く含まれる。コート・ド・ニュイの古いバソーシアンやバジョーシアンよりはオックスフォーディアンの地層である。この下部の地層はより赤色をしていてピノ・ノワールが植えられている。
ペルナン・ベルジュレスの畑に比べアロース・コルトン側は南斜面に面していてやや果実感がつよく酸が低めである。ボノー・デュ・マルトレの畑は、ペルナン・ベルジュレスとアロス・コルトンの境を中心にある。
ボノー・デュ・マルトレのサイト http://www.bonneaudumartray.com
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