Corton-Charlemagne Michel Voarick 2009 ミシェル・ヴォアリック コルトン・シャルルマーニュ
外観 やや黄色味がかったレモン・イエロー
香り コルトン・シャルルマーニュらしい冷たい厳しいミネラル、はちみつ、ヴァニラ、黄桃、杏仁豆腐など
味わい 果実の凝縮感がしっかりある。酸はやや控えめ、最後に軽く樽からくるタンニンを感じる。アルコール感はやや強め。液体は粘稠で、余韻は長く、ミネラルと果実感が長く残る。
2009年の完熟したぶどうでもやっぱりコルトン・シャルルマーニュの強いミネラルがしっかりとワインを引き締めていて、味わいがだれない。これだけ新樽が強くて、アルコール感が強いのに強いミネラルがありやっぱりブルゴーニュのシャルドネらしいと思えてくる。
アルコール13.5%
ミシェル・ヴォアリックのワインは初めて飲んだ。2009年らしいワインである。新樽率も高めだ。しかしコルトン・シャルルマーニュらしい個性もしっかり出ている。
アロース・コルトンの作れ手である。赤は伝統的な醸造法で、非除梗、発酵温度は35度まで、1日に1ピジャージュなど。白ワインの作り方は違うようだ。
2009年の暑い年の白ワインはやはりアルコールが立ちすぐる感じがあ。最近はこうしたアルコール度が高いワインを寒い冬の日に消費している。これくらい寒いとアルコール感が高くても心地よく飲めてしまうのである。
最近は選ぶワインも天候、季節を考えながら選ぶことができるようになった。
テイスティング: 2014年12月29日
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