Nuits-Saint-Georges Les Cailles Robert Chevillon 1995 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・カイユ ロベール・シュヴィヨン
外観 エッジにオレンジがある輝きのあるルビー色
香り 赤い果実、やや木樽、ロースト、ナツメグ、スーボア、すっとするミント、土、軽く揮発酸など。
味わい 柔らかで豊かな酸、フレッシュな赤い果実、最後に細かなタンニンを感じる。液体にヴェルヴェットのようなストラクチャーがある。余韻が長く、果実感とミネラル、こなれた旨みのあるタンニンが長く残る。
1995年とかなり熟成しているが、ニュイ・サン・ジョルジュらしいタンニンの強さを感じる。しかしその奥にはフレッシュで赤い果実が見えるのもニュイ・サン・ジョルジュらしい。すこし古めの樽の感じがして、醸造がもっと新しくなればもっと美味しくなると思ったんだげど。しっかりと熟成していて飲み頃のピークを迎えているが、がまだ保存出来そうである。
Nuits-Saint-Georges Les Cailles ニュイ・サン・ジョルジュ レ・カイユ
この畑はちょうどレ・サン・ジョルジュの隣で、北側にある。ヴォークランはこの二つの畑に接して上部の畑である。レ・カイユの立地からはどれほどのポテンシャルがあるかわかる。標高は250-260m、東向きの斜面。
ロベール・シュヴィヨン Robert Chevilloのサイト http://www.domainerobertchevillon.fr
ニュイ・サン・ジョルジュの名ドメーヌ。現在は、ロベール氏の二人の息子兄弟ベルトランとドゥニが運営に当たっている。
ロベール・シュヴィヨンの区画は、ニュイ・サン・ジョルジュの最高区画のレ・サン・ジョルジュとヴォークランを始め多くの一級畑を所有している。どれも樹齢が高く、自然と低収量となっている。リュット・レゾネでぶどうを栽培。
弟のベルトランはヴォークラン、レ・サンジョルジュ、カイユをニュイの3大テロワールと呼んでいる。
カイユ:3大テロワールの中で最も女性的でエレガント
レ・サンジョルジュ:カイユとヴォークランの中間
ヴォークラン:レ・サンジョルジュより高い位置にありながら表土が深く粘土質。堅牢なタンニン、最も筋肉質で長期熟成タイプ
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