Saint- Romain Combe Bazin Chassornay 2009 サン・ロマン コンブ・バザン シャソルネ

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SaRoCoBaChas2009.jpgSaint- Romain Combe Bazin Domaine de Chassornay 2009 サン・ロマン コンブ・バザン シャソルネ

外観 やや黄色味がつよいレモンイエロー
香り 柑橘、ハーブ、スパイス、ミネラル
味わい 酸が強く、柔らかい果実感があり、そしてミネラルが豊かである。
口の中に柔らかく広がる液体、ミネラルはややまろやかな厚みのある特別な味わいである。余韻も長く酸とミネラルが長く残る。

アルコール度数12.5%

サン・ロマンのシャソルネを買うときはいつも暑い年のものを買っている。2003、2006年も非常に酸と果実味のバランスがよく本当に美味しかった。では、2009年はと言えば狙い通りの味わい美味しさである。
ビオデナミらしい果実感のある柔らかな口当たりである。新樽は50%、残りの50%は2〜3年樽を使用。新樽50%にしてはあまり樽香が強くない。樽発酵しているのだろうか?

コンブ・バザンはモンラッシェと同じ地層にあるらしい。

コサールの2009年のコメントは、
2009年は、私が手がけたワインの中でも、最もすばらしい出来の一つに入るヴィンテージ。もちろん、私自身、毎年質にこだわった最高のワインをつくり出しているという自負はあるが、 並外れてすばらしい出来となると、その前のヴィンテージは1990年まで遡らなければならない。味わい的には、白は香りが芳醇かつ華やかで、完熟した果実の厚みと、 バックに骨格を支えるしっかりとしたミネラル、真っ直ぐな酸が同時に存在する。「凝縮した果実味とナチュラルな酸」という我々がシャルドネに望む要素が全て満たされていて、 今飲んでも、また長く熟成させても十分に楽しめるワインに仕上がっている!
となっている。
だそうだが、その通りである。5年たってもまだまだ若々しさ、ミネラルの強さを感じる。まだまだ5年以上は持ちそうである。

Domaine de Chassornayのサイト http://www.chassorney.com
このサイトには日本のリアルワインガイドが多数掲載されてある。日本が好きなんだなと思ってしまう。

サン・ロマン

サン・ロマンは実施はオー・コートの一部であるが、実際に1947年よりAOCに昇格した。
標高は300-400m。土壌は変化に富んでいるが、より白ワインに適している。石と石灰粘土でより高いところは泥灰岩で、低い土地はより鉄分が多く赤い色をしている。

テイスティング: 2015年1月30日
My Rating(評価): 15/20
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