Domaine Q ピノ・ノワール 2006
外観 エッジにオレンジがあるルビー色
香り 華やかな香水のような香り、赤い果実、スパイスなど
味わい 柔らかなタンニン、豊かな果実、酸は中等度からやや控えめ、すこし甘さを感じる。ミネラル感はやや少なめ。余韻は長め。
日本のピノ・ノワールもここまでできるんだというワイン。非常に香りが豊かでうっとりとしてしまう。飲んでみると確かにブルゴーニュのワインにあるミネラル感はないが。それでもここまで作れるんだと思えてしまう。
その前にここのシャルドネも飲んだが香りは非常に優れていて飲みごごちも良かった。熊本の菊鹿といい勝負で、どちらもワインの香りの付け具合(お化粧)はフランスのレベルまできている。このピノ・ノワールにもそれが感じられる。最後のミネラル感はどうしても日本では実現できないものかもしれない。ただ、ここのピノ・ノワールの樹齢が若いと思われるのでこれが50年、60年と経てばもっと美味しいワインができるようになっているかもしれない。んーそれまでは生きていないな。残念。
久保寺慎史がオーナーのDomaine Q。山梨でも勝沼ではなく甲府にワイナリーがある。2000年設立のワイナリー。自社畑にはピノ・ノワール、また、青いデラウエアなどのワインが造られている。レストランもあり、ほとんどのワインはワイナリーを訪れた人が買ってしまって手に入りにくい。
甲府ワインポート ドメーヌ・久
甲府市桜井町47
テイスティング: 2015年2月18日
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