Beronia Reserva Rioja 2005 ベロニア レゼルバ
外観 ややエッジに明るいオレンジがある濃いめのガーネット
香り 赤系の甘い熟成した果実、ミント、ブルーベリーなど。
味わい 甘い熟した果実の味わいが広がる。酸はやや控えめ、凝縮した果実とねっとりとした液体を感じる。最後に強いタンニンの粒子を感じる。余韻は長めで、熟した果実とタンニンがながく余韻に残る。
熟成したワインである。それでもまだタンニンが強めである。テンプラニーリョ主体である。なかなかブラインドでは当たらないが、メルロのようなアルコールが強く果実感があるが、土のようなメルロ独特の香りはない。それに最後のタンニンの強さもメルロにはない。僕はやっぱり濃いめのワインである。何か食べないと飲めない。食事のお供という感じ。ステーキなど濃いめの味付けがしてあっても十分あう。
品種 テンプラニーリョ90%、マスエロ(カリニャン)5%、グラシアーノ5%
リオハの赤ワインは従来4つのぶどう品種が認定されていた。テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロ、グラシアノである。2007年からマトゥラナ・ティンタ、マトゥラナ・パルダ、モナストレルが認められた。
ベロニア レゼルバ
3年以上の熟成の内約18カ月間以 上樽熟成を行います
リオハ・アルタ地域のブドウ
スペインでレゼルバを表示できるのは、赤ワインでは最低36ヶ月の熟成を経ていること。うち12ヶ月は樽熟成が必要。
ベロニアの前身はガストロノミック・ソサイエティ(美食家協会)で、1973年に設立されました。美味しい料理と質の高いワインを愛する、エピキュリアンたちにより、運営されていました。ワイナリーの名前である「ベロニア」は紀元前3世紀頃にこの地に住んでいたベロネスと呼ばれる人々に由来します。
リオハ
スペイン北部、海抜300-700m
エブロ川上流のリオハ・アルタ(Rioja Alta 42%)と北岸のアラバ県地域のリオハ・アラベサ(Rioha Alavesa 20%)、前2地域の下流に接するリオハ・バハ(Rioha Baha 38%)の3地区。
リオハ・アルタ こくと豊富な酸を持ち、熟成向きで上質
リオハ・アラベサ 若のみタイプから熟成向きまで幅広く、優秀ワインの範疇に入る。
リオハ・バハ 地中海の影響を受け湿度が高く高温、アルコール度の高いロゼと赤ワインになる。
日本リカー http://www.nlwine.com/index.html
ベロニア http://www.nlwine.com/winery/beronia/
Beronia http://www.beronia.es/
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