Barolo tre tine Giuseppe Rinaldi 2010 バローロ・トレ・ティン ジュゼッペ・リナルディ

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BarottiGiuRinal2010.jpgBarolo tre tine Giuseppe Rinaldi 2010 バローロ・トレ・ティン ジュゼッペ・リナルディ

外観 かすかにエッジにオレンジがあるガーネット色
香り 紅茶、バラの花、スッと鼻に抜けるスパイス、乾燥したチェリー、きのこ、土、
味わい 綺麗な酸、豊かな果実、こなれたタンニン、余韻は長く、ミネラルも強い。
強さを感じさせないエレガントなワインである。紅茶の香り、スッとするスパイスが中心である。

伝統的な手法でつくられた、バローロである。今でも美味しく飲める。やっぱりこれだけで味わいがしっかりあって、これと合わせて食事をしなくてもいい。なんだか紅茶を飲んでみるたいにぼんやりしてもいいかも。

Giuseppe Rinaldi ジュゼッペ・リナルディ
1870年にファレッティの荘園の一部であった由緒ある畑と建物を譲受け8ヘクタールの葡萄畑でワイン作りが始まった。そして今でもまったく変わらぬ姿でバローロ村の入口にリナルディ家はある。今では数少なくなった伝統的な生産者の一人である。
ティーニャと呼ばれる円錐台形の木樽で行われる醗酵と長いマセラシオン、熟成もスラヴォニア産の大樽で長期に渡って行われる。カンヌッビとブルナーテのクリュを中心にクラシックバローロの王道を行く、バランスを備えかつ好ましい柔らかさも備えたバローロ、そしてバルベーラ、ネッビオーロ、フレイザ、ドルチェットが製造されている。

テイスティング: 2015年5月17日
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