sipping wine

Chevalier-Montrachet Les Demoiselles Louis Latour 1999 シュヴァリエ・モンラッシェ レ・ドモワゼル　ルイ・ラトゥール

外観 　輝きのある黄色味の濃いレモン・イエロー
香り　ミネラル、柑橘、蜂蜜、ナッツ、白いスパイス、アールグレイ
味わい　綺麗な酸、凝縮感のある果実味、強く豊かなミネラル、酸は中等度からやや多め、アルコール度は中等度、余韻は長い、強くて豊かなミネラルが長く残る。

1999年にしては何の酸化の要素もないクッキリとビッシとした味わいである。1999年はもう酸化しているブルゴーニュのワインは多い中これはルイ・ラトゥールらしい。
抜栓後も１時間以上経ってやっと開いきた。それまでは、コルトン・シャルルマーニュのような硬いミネラルの味わいしかない。蜂蜜がでてきてやっとピュルニーらしい味わいになってきた。ただ蜂蜜の味わいにきらめきがない。シュヴァリエに感じる強いミネラルの奥にある宝石のような果実味の塊が感じられないのである。なんだかそのまま深い果実味を出さずに緩やかに開いていってしまう。赤のルイ・ラトゥールに感じたの同じ、奥にあるはずの大事な光るような果実味がないのである。フィネスがないのだ残念。シュヴァリエ・モンラッシェ レ・ドモワゼル区画は、モンラッシェに非常に近いところにありかなり期待していたのであるが、んーー。もっと美味しいシュヴァリエ・モンラッシェが飲みたくなってしまった。