Sancerre les Baronnes Henri Bourgeois 2013 サンセール レ・バロンヌ アンリ・ブルジョワ
外観 少し緑を帯びたレモン・イエロー クリスプを口にの中に感じる。
香り 濃いめのグリーンのハーブだが、上品なミネラルが混じっている。柑橘、スパイス、グレープフルーツ
味わい 凝縮した果実感を感じるが、シャープな酸と豊富なミネラルがうまくバランスをとっている。グレープフルーツは感じるんだが、もう少ししっかりとぶどうの果実感を持っている。なんだか液体の中のミネラルに丸みがある。これはシュール・リーもあるだろうがそれだけでないテロワール感だろう。余韻は通常のソーヴィニョン・ブランよりもミネラルとうまみが長く続く。
スクリューキャップで、何度も開けたが、開けるたびにフワーと空気が漏れるので炭酸ガスがワインにかなり溶け込んでいる。やっぱりちゃんとしたサンセールは、飲み飽きない美味しさがある。ここが、ニューワールドと違う。なんとなくロワールのサンセールがいいと言ってしまっている気がするんだが、当然作り手もいいからに決まっているんだが。
ジュラ紀、オクスフォーディアンのテール・ブランシュ(白色土壌)と呼ばれる粘土石灰土壌、サンセール西部に多く位置する。
15〜18℃に設定されたステンレス・スティール・タンクで18日間、自然酵母にて発酵。 熟成はシュール・リーにてタンク熟成を5ヶ月間している。
レ・バロンヌ
土壌は石灰粘土質
サンセールからシャビニョールの村を分ける丘と丘陵にある。
粘土と白い石灰岩からなり、粘土質が65%、石灰が35%
レ・バロンヌは、このテロワールから由来している。
テイスティング: 2015年5月16日
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