Soave Classico DOC Ca'Rugate San Michele 2012 ソアーヴェ・クラシコ DOCカ・ルガーテ サン・ミケーレ
外観 レモン・イエロー
香り 柑橘、ミネラル、ハーブ、すこしアーモンド、麦わらなど
味わい 豊かでふくよかな果実の味わいが口の中に広がる。中盤まではこの果実の丸みがあり、その果実感が急になくなるとミネラルがそのあとに続く。感日間の豊かさか、すこし甘みを後に感じる。酸は中等度、アルコール感は控えめ。
イタリア/ヴェネト ガルガネーガ100%
アルコール度数 12%
ガルガーネカは、ニュートラルな味わい、香りがある。暑い気候で作られるならすぐにイタリアのワインかと思えるんだが。石灰質も強く感じて酸味が強いとやっぱりシャルドネと間違える。全体のバランスが違うこと、すこしアーモンドや麦わらを感じることが手掛かりとなる。
カ・ルガーテ Ca Rugate
カ・ルガーテ」とは、ルガーテの丘の頂近くにある家を指し、畑仕事の拠点兼レチョート用の乾燥室としたことから名付けられている。
畑はトータルで50ha、ソアーヴェを中心にガルガネーガ30ha、ヴァルポリチェッラ(コルヴィーナ、ロンディネッラ)に20ha
葡萄の仕立ては、この地方の伝統的な、他の産地よりも高い1.5mの高さのグイヨ式年間を通して剪定を行い、夏場にはグリーンハーベストを行い、4〜6房に収穫量を制限している。
醸造
16〜18℃に保ったステンレスタンクで、8〜12日間発酵
Garganega ガルガネーガ
DNAから、シチリアのグレカニコ・ドラートとスペインのカタルーニャのマルバージア・デ・マンレサと全く同じである。また、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、オセレタ、ロンディネッラ、そしてディンダレッラと遺伝子的によく類似している。ということで、この地区のぶどう品種のルーツと言って良い。
ソアーヴェの最もよい例は、おおよそソアーヴェ・クラシコゾーンからで、ぶどうを完熟させ、収量を抑えたものである。その特徴は、レモンとアーモンドのフレヴァーがあり、新鮮な洋梨にある細かなざらざらしたテキステュアーを持っている。この繊細さは、新鮮な酸と結合して、切れ味が鋭く、強いスパイスを感じる。
このソアーヴェの代表的な生産者は、アンセルミ、カ・ルガーテ、イナマ、カンティーナ・ディ・モンテフォルテ、そしてピエロパンである。
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