Bouzeron A.ET P. De Villlaine 2010 ブーズロン アリゴテ ア・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ

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BouzVilla2010.jpgBouzeron A.ET P. De Villlaine 2010 ブーズロン アリゴテ ア・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ

外観 やや黄色味が強いレモン・イエロー
香り 柑橘、ミネラル、乾いた麦わら、ハーブ
味わい フレッシュで豊かな酸、グレープフルーツのような果実味わい、そして熟成た果実の甘み、強いミネラルが口の中に広がる。すこし熟成た果実の甘みと、軽い苦味のバランスが非常に良く取れている。余韻も長い。


かなり熟れたアリゴテの味わいである。ただ今が最高に美味しい。熟れた梨、柿のような果実と強いミネラルがバランス良くある。アリゴテは最後の最後にその美味しいさが引き立つと僕は思えてしまう。これがすぎると酸化熟成の香りがすぐにたってきて、味わいも落ちてしまう。
通常は若いうちは2−3年で飲むのが良く、10年までに飲みきったほうが良いと書かれている。この2010年から考えると5-6年が僕の飲み頃だろう。

以前に熟した美味しいアリゴテを飲んだのだが、それを思い出させてくれた。アリゴテも適度な熟成はこれほどおいしくなることを思い出してくれた。

ブーズロンは、コート・ドールの南に続く、南北約40kmの丘陵地帯のコート・シャロネーズ地区にある。コート・シャロネーズ地区は、北からブーズロン、リュリー、メルキュレ、ジヴリ、モンタニィとA.O.C.が続く。

ブーズロン
ブルゴーニュの中で唯一、アリゴテ種に認められたA.O.C.。ブーズロンの村を中心とした丘陵の斜面の上方、泥灰岩まじりの白い石灰岩の急斜面で作られる。斜面下方は、シャルドネ、ピノ・ノワールが植えられ、A.O.C.ブルゴーニュ・コート・シャロネーズとして販売される


ドメーヌ ド ヴィレーヌ Domaine de Villaine http://www.de-villaine.com/
ブーズロン村の最北部にある日当たりの良い斜面にある。アリゴテの中でもgolden Aligoté doré grapeという品種で、通常のAligoté vertとは違う。

有機農法によるブドウ栽培。
収穫は全て手摘みし、厳しい選果、ゆっくりと時間をかけた空気圧搾をして、ステンレスタンクまたはオーク樽にて温度コントロールしながら自然酵母で発酵、
熟成はワインによって大樽、オーク樽、ステンレスタンクを使い分けている。オーク樽は最小限にとどめている。

テイスティング: 2015年5月29日
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